霊と金
ひさしぶりにサイエンスカフェのお客さんとして参加して来ました。
第5回三省堂サイエンスカフェ in 札幌
スピリチュアリティブームを通して科学と社会を考える
いやーー、楽しかったですわぁ。
第4回のファシリテーターやったので、この第5回はどっぷりお客さんモード。
ゲストの櫻井先生とCoSTEPの斉藤先生のほんわかしたやりとりも心地よかったです。
「独り言つ」さんとこでも紹介されてます。
宗教と新興宗教の違いのお話には大きく頷きました。
宗教はこれまでもこれからもながーーーーいお付き合いでいたいので、例えば戒名ひとつでも相手相応の値段付けをする。ひどく高くはしないんですね。新興宗教はそこが「まだ歴史が浅くてこなれていない」そうで、お金を搾り取る傾向にあるんだとか。
また、新興宗教の傾向としては、まず「不幸である」ことをとことん刷り込むんだそうです。まずは船から海に突き落としておいて、そこで浮き輪を投げる方式ですね。
スピリチュアルグッズの見本市「すぴこん」潜入のお話。オーラを映し出すパソコンソフトのセットが150万で売られていて、オーラ1回1000円で撮影して、それ以上のオプション(例えばチャクラも撮影とか)は2000円で売っていけば、大体半年で回収できる計算なんですって。
科学的根拠がいかにもあるように見せる化粧品、育毛商品、なんちゃらセラピスト、うんちゃらヒーリング、霊的商売などなどを、お金の観点から社会学的に捉えたお話は新鮮で時間があっという間に過ぎていきました。
もうすっかり櫻井先生の信仰者になっちゃいましたよ。
で、思わずその場で著書を買っちゃいました。(サインもいただきました・笑)霊と金 スピリチュアル・ビジネスの構造
櫻井 義秀著
お金を出せば呪縛から解かれると思っている方、
友達に進められて断れないでいる方、
騙されるという不運は自分で断ち切れます!
ぜひお読みください。