回らない
もう、あれもこれも手が回らない。
頭も回らない。
ついでに首も?
もう、回らないづくしです。
ほんと、今週、きびしい。
もう、あれもこれも手が回らない。
頭も回らない。
ついでに首も?
もう、回らないづくしです。
ほんと、今週、きびしい。
現在12月15日午後9時20分。
本日11時から、爆問学問にイグ・ノーベル賞受賞者の北大の中垣先生登場です。ぜひ、見てください。粘菌という「単細胞」なのに、迷路を解いちゃうという実験をやっていらっしゃいます。私がこの先生のすげーと思うところは、そのコストパフォーマンス。とにかくお金がかからないのでありんす。粘菌の餌には市販のオートミールがいいそうです。
それから、本日、周囲のtwitterで盛り上がったのは、こちら。
「フラクタルビスケット、ポアソンスパゲッティ」
ベキ分布をビスケットで、ポアソン分布をスパゲッティで実証しちゃうという、超楽しい実験をされています。数学をリアル体感するってのはとても楽しいです。酔歩(ブラウン運動)なんってのもやりたいですわねぇ。
いろいろありますよ。
楽しそうにやってますけど、時々、理不尽なこととか、わけわかんないこととか。
今年の「ちゃぶだいひっくり返したかったアワード」第1位は、
あるコミュニケーション関連のプロジェクトを純粋にボランティアでお手伝いしようとしたら、
そのプロジェクトのお一人に呼び出されて、「あなた、私たちの成果を盗むつもりなんじゃないの?」と面と向かって言われたこと。
?はあ????なんですとぉ??
そのプロジェクトの成果を論文にする際に、名前を連ねてほしいから自分たちに近づいたのではと疑われたのです。聞くと、実際にそういう人もいるらしく、「お前もか」と疑われたわけです。
この疑いには、ドびっくりいたしました。考えたことも無かったんですもん。
私がお手伝いしようと思ったきっかけは、そのプロジェクト内にお世話になっている方がいて、その方から直接頼まれたから。恩返しと思い、お金もないというのを採算度外視でお手伝いしようと表明した矢先のこと。こちらから名乗りを上げたわけではなかったのに。それでもこの警戒心のすごさには、○○○○○○の世界ってコワーーと。まあ、どの世界でも自分の手柄をとられるのは嫌でしょうけど、、
あたし、そこ狙ってないから!!
発言されたご本人自身、アカハラの犠牲者だとおっしゃり、だから人を疑うようになったというのです。でも、これ、人に対して失礼な発言をする理由になってないと思うのです。
ふと思い出したのは、子供のころ虐待されて育った人が親になって、嫌だったはずなのに自分の子供を虐待してしまうという連鎖が起きやすいという話でした。桑原桑原。やさしさの連鎖も信じて、自分がまず断ち切らないと。
学術的成果として認められることや、自分をイジメた人を見返すことに執着するあまり、何か大切なことを見失ってやしなかと心配です。過去の痛みが相当エネルギーになってるみたいでした。
そんなバリアをつくってコミュニケーションの研究できるのかしら。コミュニケーションなのに、研究対象にすると、こんなことも起きうるんだーと、がっくり。
誰が為のコミュニケーション研究なのかな~。取れたデータや、知見は、巡り巡って社会のためになるのかもしれませんが、目の前の人とのコミュニケーションの延長上にある社会を想定されているとは思えなかったです。もしかすると自分を外に置いて、客観的にコミュニケーションを見ようとされているのかな。
時を同じくして、私は実践(戦)的アプローチを発展させようと法人化を考えていた頃だったので、私のスタンスを確認するいい機会とはなったんですけどね。私自身がコミュニケーションの要素であり、触媒であり続けたいと。
今年のダークは今年のうちにつぶやいてみました。
この一件、続きがあって、とても貴重な体験をしました。そして、ある法則を見つけてしまったのでした。それはナイショ。
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」(魔女の宅急便)
昨日は毎月恒例の文学研究科のインタビューのお仕事に行ってきました。
今年2月から始まったこの「Lab.letters」インタビューも、訪問した先生を数えてみたら昨日でちょうど40人になりました。
このインタビューシリーズは文学研究科の公式WEBサイトのリニューアルと同時に企画されたものです。最初、全教員120名以上と聞いて、永遠に終わらないような気がしましたが、40人までくると最後までいけそうな気がしてきました。
とにかく毎回興味深いお話ばかりで、文学研究科のエッセンスを先生から直接聞くことができるというかなり役得なお仕事です。そして、毎回、「これもサイエンスなんだなー」などと、何をいまさら言っているんだというお叱りを受けそうなことを実感しています。これまで自分が考えていたサイエンスの範疇というものは狭かったなーと反省しきりです。開眼する機会をくださった方々にはほんと感謝しております。
研究対象が人間の内なる自然であるとでもいいましょうか、真理追求のアプローチは自然科学と同じなのだと感じています。
そして、文学だって、芸術だって、哲学だって、考古学だって、心理学だって、経済学だって、地理学だって、科学や技術と密接に関係していることも、うすうすはわかっていましたが、とてもはっきりとなったのは、このインタビューシリーズのおかげです。
昨日のお一人目の先生は、19世紀ロシア文学がご専門。プーシキン、ゴーゴリ、ドストエフスキー、トルストイに継ぐ5大作家のひとりと言われるゴンチャローフの作品『オブローモフ』についてお話をお聞きしました。この作品が生まれた背景にも科学技術が無縁ではありませんでした。
19世紀、科学技術の進歩ともに、「観察する」という科学的思考が発展して、社会を観察する、人物を観察することに関心が持たれるようになり、そこから人物描写を細かく描くロシア文学のリアリズムが生まれてきたのだそうです。
では、現代の日本だったら、どんな科学技術を背景とした文学が生まれていくのでしょうね。なーーんて考えるのが楽しいんですよ。
来年法人化いたします「株式会社スペースタイム」では、
正社員(2010年4月入社)を募集しております。
一年目ということで、応募されるにはよほどの勇気がいると想像します。
「雇用」する側も緊張と覚悟が伴いますが、
北海道での科学技術コミュニケーターの雇用を生み出し、発展させたいという夢に一歩近づけるのかと思うと、楽しみでもあります。
エントリー、あと本日を残すのみとなりました。
詳細はこちら。
9月までの忙しさがウソのように穏やかな10月。
逆に小中学校スケジュールは濃いですけど。
気持ちに余裕があるときは、ちょっとお仕事の先のことを考えるチャンス。
これまでは、来るものを迎え撃ってきたわけですけど、
そろそろ攻めに転じるのもいいかもぉ~。なーーんてね。
やりたいこと・その1.
北海道に新たに科学技術コミュニケーターの雇用(まずは1~2人分)を生み出す。
やりたいこと・その2.
自分(たち)の企画も売れるようになる。「こんな企画、いかがですかぁ~?」って。
どんな風に、どんな形で展開していくのがいいのか考えていると、
どんどん、あれもこれもやりたいなーとアイデアが湧いてくる。
あーー、やりたいこと多すぎ!!!
考えるのは楽しい!!
怒涛の「インタビュー、取材祭り」が無事滞りなく終了。
野外フィールドワークのような。
あちらこちら、10人以上にお話聞いたわけで。
3日間、濃かったー。
これでもかっていうくらい専門的な化学系の解説から、
生まれてこのかた初めて触れた中世哲学のお話まで。
(小ネタ:スコラって、schoolのラテン語だったのね。)
今日の名言:
「時間をかけて理解しなさい」
大切な問題こそ、ゆっくりと見つめていく時間の余裕を。
1000年の歴史のある学問分野の方に言われると、重みがありますわぁ。
はじめて行って来ました「あいの里」。
目的地は北海道教育大学札幌校。
静かで、緑が美しく。
ぴかぴかの天文台に目ざとく目が行きました。
しかーーし。たった40分ほどの取材でトンボ帰りして、次なる取材地へ。
車で走っていると、逆方向の海に行きたくなるようなお天気でした。
今日も一日中、駆けずり回ったのでしたぁ。。。。
こんなスケジュールにした自業自得なのですけどね。
明日の前勉強しなくてふぁ~
今日は新ユニット(ライターさん、カメラマンさん、デザイナーさんとディレクターの私)の4人でのお仕事。初顔合わせの人同士もいるのに、さすがプロ暦長い方々なので、すっとすぐにお互いの役割や特徴を掴んで、順調なスタート。うーーん、勉強になるわぁ。
明日も朝から「あいの里」です。行ったことないのでたどりつけるのか、ちと不安。
今週は、前半3日間は、「インタビュー祭り」です。
どなたから、何を、どう聞いたのか、どこまで覚えていられるかしら。
持久戦開始。