本日11月30日正社員募集エントリー締め切り日です。
来年法人化いたします「株式会社スペースタイム」では、
正社員(2010年4月入社)を募集しております。
一年目ということで、応募されるにはよほどの勇気がいると想像します。
「雇用」する側も緊張と覚悟が伴いますが、
北海道での科学技術コミュニケーターの雇用を生み出し、発展させたいという夢に一歩近づけるのかと思うと、楽しみでもあります。
エントリー、あと本日を残すのみとなりました。
詳細はこちら。
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来年法人化いたします「株式会社スペースタイム」では、
正社員(2010年4月入社)を募集しております。
一年目ということで、応募されるにはよほどの勇気がいると想像します。
「雇用」する側も緊張と覚悟が伴いますが、
北海道での科学技術コミュニケーターの雇用を生み出し、発展させたいという夢に一歩近づけるのかと思うと、楽しみでもあります。
エントリー、あと本日を残すのみとなりました。
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昨晩は第10回エゾロジー倶楽部でした。
おひさしぶりの信濃先生の「根圏」のお話。
植物の根は、動物で言えば腸のしくみにとても良く似ていて、どちらも養分と水分を吸収するところです。繊毛が内側を向いて筒になっていて、そこに食べ物を通して吸収するのが腸で、根毛が外側を向いていて、その周りの養分水分を吸収するのが根ということになります。
そして、腸内菌が腸の働きを助けているように、根の周り(根圏)の菌や微生物が根の養分吸収を助けているのです。微生物が有機物を無機物に分解してくれることではじめて、根が吸収できる状態になるのだそうです。
さて、動物は自ら食べ物を取りに行くのに対して、植物は動けないので、たまたま根の周りにいる微生物と養分で生きているのかと思ったら、にゃにゃにゃんと根が微生物を引き寄せているというのです。
どうやって?
根は微生物が好む分泌液(糖らしい)を出しており、それによって微生物が根の周りに寄ってくるっ来て、養分吸収を助けているんじゃないかと。恐るべし植物!すごいですねぇ。
ところが、そんな微生物たちですが、どの微生物が働いているのか特定できていないとのこと。
えっ?どうして?すぐに分かりそうなものを。と思っちゃいますが、
根の周りって数百万種(もちろん研究者でも予想の数値ですよ。とにかくまだまだわかってないんですから)微生物がいるらしく、どんな微生物がどんな働きをしているのかわかっていないんだそうです。未知なる世界がここにもあるんですね。
1gの土壌の中には、1億~1兆匹、数百万種の微生物がいて、さらに遺伝子が移り変わっていくんだとか。宇宙です!
なので、「DNA鑑定すればいいじゃん」と思っても、微生物ひとつひとつを取り出して培養することが困難!DNA鑑定どころではないわけですね。
先生の研究のユニークなのは、「だったら数百万種まとめてDNAを調べちゃおう」というアプローチです。微生物をひとつひとつ選別しないで、群ごとごそっとまとめてDNAを調べ、どの微生物のDNAかはわからなくても、植物の育ち具合との関連性が見られるDNAを探そうとされているのです。(メタゲノムアプローチ)
(良く使われるキーワードでマスな流行の傾向を探るネットにも似てるかも。)
信濃先生の研究チームのHP
この日は、有機農業のジレンマ、都市農業の未来など、考えさせられる話題がてんこ盛りでございました。
特に有機農業のジレンマは、今度時間をとって話題にしたいですわん。昨日、始めて来て下さったYさんの南幌町の話もすごく興味深いので、ぜひぜひまた!
毎月定例となったエゾロジー倶楽部と、文学研究科のインタビューは、分野がある意味対極なんですけど、だんだん私の中でクロスし始めています。
どちらもひとつひとつ細かいことががわからなくても、聞き続けているとすっと霧が晴れるが如くその研究の世界が見えてくることがあります。(私なりにですけどね)
そんな体験が、ほんと面白い!
インフルエンザ騒動で圧縮された10月11月の怒涛の学校&PTA行事もやっと落ち着きました。ちょっと面白そうなイベントに返り咲こうかしらと。
★本日★ 11月26日(木)19時~21時
第10回エゾロジー倶楽部
「Think Globally Act Locally in Rhizosphere ー根圏から世界を見るー」
話題提供:信濃 卓郎
農研機構・北海道農業研究センター 根圏域研究チーム
場 所:北海道大学農学部ゼミ室N303
参加費:500円(ジュースや軽いお酒、お菓子などの軽飲食代です)。
話題に感心のある方はどなたでも参加頂けます。
★11月28日(土)13時~18時
北海道大学公共政策大学院 学生主催 「院生協議会シンポジウム2009」
~社会を変える新しい仕事~の開催
★12月3日(木)14時~17時
政策提言交流会「北海道がめざす低炭素社会の戦略づくりに向けて」
[会場] 北海道環境サポートセンター 多目的ホール
(札幌市中央区北4条西4丁目1 伊藤・加藤ビル4F)
[定員] 30人(先着順)
[対象] 企業、NPO・NGO、行政、市民のみなさま
[参加費] 無料
★12月5日(土)10:30~12:00
パラリンピックと科学
~人間メカトロニクスの調和~
旭川科学館サイパル「1205para.JPG」をダウンロード
★12月5日(土)
コズミックカレッジ in 赤平 植松電機
(家族4人で行きます!)
★12月5日(土)
北農研サイエンスカフェ「クラークの丘から」第3回
“牛にGPS?”ー君たちの行動はすべてお見通しー
★12月5日(土)16:30~
第49回サイエンスカフェ札幌
「草原からの便りーモンゴルで見える地球環境の変化ー」
★12月6日(日)15時~16:30
第6回三省堂サイエンスカフェ in 札幌
「科学をつたえる本をつくる」
(申込みましたぁ~)
今年はこんなところですかねぇ。。。。
まだ、番組を見ていないのですが、朝刊のテレビ欄の紹介を読んで、「おっ!似てるかもぅ」と思っております。
番組見てからまたコメントします。
★見てみてコメント
なるほどーと思ったのは、間伐材で作った商品の売上だけでなく、間伐するための工機を投資ファンドで買い、それのリース料をも収入にしているところ。
先月のエゾロジー倶楽部でちょうど間伐と山から川に注がれる水質の話を研究者の方から聞いたばかりだったので、植林だけでなく、林のメンテナンスについて気になっておりました。
こういった投資ファンドも、社会貢献へのひとつの参加のしかたとして、なじみが出てきたのかなぁと思いました。町のひとたち、自然、投資する人たち、そして未来を担うこどもたちにとっても、いい循環が続くといいですねぇ。
おお、北海道にも「NPO法人 森林再生ネットワーク北海道」
お話聞いてみたいですわん。
参考サイト
株式会社トビムシ
牧大介さんのブログ
(コメントおわり)
2009年11月25日(水)午後8:00~8:30
NHK教育 福祉ネットワーク
社会起業家(1)「森の学校・牧大介さん」
★番組内容
「社会起業家」の挑戦を描くシリーズ。独自に考えた投資ファンドで都会に住む人達から資金を集め、地方の森と地域を守っていこうと果敢に挑む起業家の思いに迫る。
★詳細
「社会起業家」の挑戦を伝えるシリーズ。岡山県西粟倉村に、森の再生を請け負う株式会社を設立した牧大介さん(35歳)。間伐材を使った製品の開発や販売を行うと同時に、都会の人から投資を募り、その資金で地方の森を守る独自の投資ファンドを考案。投資家たちを村に招き、地元住民と交流してもらうことで地域全体を活性化していくのも牧さんたちのねらいだ。「森と地域を守ろう」と、果敢に挑む起業家の姿を追う。
もうどうしちゃったのかと心配しておりましたわよ。
CERNのLHC再稼動ですって。よかったですわー。
ビッグバン直後の世界・・・・ロマンですわぁ。
日本だったら事業仕分けで廃止の対象になるんでしょうかねぇ。 (日本も参加してます)
でも、CERNの所長ともなろう人だったら「その意義」を、「そのロマン」を感動的なことばで語ってくれるんじゃーないかしら。なーーつて。ありえない対決を妄想。
連休最終日。長男くん、次男くん、隣人と4人で映画を見に行きました。
THIS IS IT
わたくし、MJのすばらしいPVをリアルタイムで見てきた世代です。「あーやっぱり年をとったなぁ」などと思いたくなくて映画を見に行くのを躊躇っておりました。が、あまりに「よかった」との噂を耳にし、ミーハー魂(?)がくすぐられてしまいました。実際、MJのエンターテイメントぶりに圧倒される結果となりました。
もう人間業とは思えない、神業? いや死んだのですから人間でしたね。
行こうと思ったもうひとつの理由は、MJやプロジェクトメンバーたちの作品制作の現場とプロセスが垣間見たいと思ったからです。これは特に長男くんに見せたかった。
MJはもとより、ダンサー、コーラス、演奏者、照明、舞台、監督、、、多くの役割がつみあがっていくことでひとつのショーがつくられていく様。
中学2年の長男くんは、数学、理科、社会、国語。。。そして部活や、日々のルール。。。その繋がりと延長をなかなか実感せずに学ばなくてはならず、「これ勉強してどうなんの?」的な逃避を繰り返しているわけです。やーーわたしもそうだった。
自分を活かすためには、他人を理解しその調和を考えること。それは勉強もそうだったりするわけで、数学が活きてくるのは数学という学問の中だけではなく、もっと広い「ステージ」である経済だったり、工学だったり、医学だったり、環境だったりするわけです。でも、それをなかなか実感できないままにいるのは、もったいない。早く気がつけば、もっとおもしろく学べるだろうにと思っています。
それはMJの「ステージ」をつくるのも同様だろうと。ひとりひとりの最大限の能力が引き出され、それを調和させてはじめて観客が感動するステージができる。それに向けての努力の積み重ねや、小さな心配り、指揮力など、「働いている現場」、「ものづくりのプロセス」を垣間見せてくれる映画だと思い、長男くんに見てほしかったんですぅー。
まあ、10年後ぐらいにちょっと思い出してくれたらうれしいな。
来年どころか、再来年、その先のことを主体性を持って考えるのは、ちょっと楽しいです。
これからはオートクチュールもプレタポルテもと考えています。
とはいえ、目前の仕事しつつ、新しい企画を考えつつ、来年からの人事・経理・事務体制をどうないしよっかぁなどと現実的なことを決めていかなくてならないのでしたぁ。 (世の経営者ってすごいなぁなどと今さらながらに感心してみたり)
同時に宣伝媒体の作成(WEB、リーフレット)でしょ、名刺の作り直しとか、年賀状、、、
ひとさまのをつくるのは面白いのだけど、自分のところのってけっこう難しいのよねぇ。
きっと建築家の人って、自分の家を設計するのにすっごい悩んでたりするんじゃないかしら。
昨日は、知り合いの司法書士さんのところへ。
見よう見真似で自作した「定款」を見てもらい、いろいろアドバイスをいただきました。
定款を書いている時に一番悩んだのが総則の(目的)のところです。どういう事業をやるところなのかを書くのですが、「科学技術コミュニケーション」と書いたら法務局を通るわけがないので、細かく事業を分解して書く必要がありました。
しかし、分解して書くとアプローチの仕方(イベント、WEB、デザイン。。。)の説明になり、なかなか特徴を表現することが難しくなります。とにかく何度も書き直したのがこの(目的)のところでした。
それでも、司法書士さんに、「法務局の人がわかることばにもう少し書き直したほうがいいですね」と言われましたので、まだ自分なりのこだわりが残っていて、一般的な表現にはもう一歩だったようです。
3年半前の個人事業開業の時は、定款は必要ありませんでした。唯一税務署に出す書類(個人事業開業届)の(目的)の小さな枠には「科学技術コミュニケーション」と書いて提出しました。(無問題でした) 枠が小さかったこともありますが、当時それ以上事業目的を詳細に書けるほどビジョンもありませんでしたしね。
その頃に比べたら、ずいぶんやりたいことがはっきりとして、やれることが広がっているなぁと思い、感慨深かったり。。。。
定款が認証されれば会社設立手続きの山場は終わりそうです。
題名がつけられないのは、書き出さないと何を書くかわからないからです。でもって、書き終わってから題名をつけるのを故意に忘れてアップするのであります。
前エントリーのつづき。
じゃーいつだったら「絶好のタイミング」なのか?凪の状態が来たとしても、嵐が来ない海などない。科学技術振興や理解増進、地域の予算はこの先根元から絞られていくとすれば、「研究費だってままならないのに、アウトリーチに予算回せない」なーーんてことがこれからは一層増えていくのかなと。
状況が下降すると予想する時の選択肢は3つ。撤退か、継続か、展開か。
幸先良くなりそうにないから商売替え。撤退もひとつ。経済則ではこれが一番賢いらしい。
今のままでもそこそこいいんだからじっとしていよう。継続もひとつ。先細りを恐れないのであれば。
逆境だからこそ真の力を試しステップアップする。展開もひとつ。勝算がないとなかなか踏み切れませんけどね。もしくは単に無謀か。
バブルのころ、状況の良さに任せて雨後の竹の子のように生えた事業は、バブル崩壊後に体力と知力、そして人力のあるところが残り、多数が淘汰されたでしょ。今から自分がやりたい会社は、タイミングの波に乗って起こすようなことではないはず。本当に大切なことなのか、必要なことなのかを社会に問うには、むしろストイックになっていく状況でこそ試し甲斐があるのではないかしらん。(決してMではございません) そして力をつけることができるのではないかと。
そう!体力、知力、人力を付けるなら早いほうがいい。2、3年後に「あのときのほうが状況良かったぁ~」なんてことも予想できるわけです。それに、会社をつくってから1、2年は経営者は地獄を見ると覚悟しなければならないでしょう。だったら、とっととそんなものは通り過ぎておきたいものだと。
いいっかっ!沖に漕ぎ出す船をつくろうっと。自力で操縦して、自分で燃料補給できる船をつくってみよう。嵐でも沈まない船ならなおいい。
そう思い立ったのは10月の始めのことでした。
前エントリーのつづき。
その本は『図解 いちばんやさしい会社の作り方』
ものすごいベタな名前です。
いつもならスルーしているところですが、「会社」という二文字に反応しました。この機会に体制のひとつとして法人化を検証してみようと思いつきました。Amazonのおすすめ通り「これも何かの縁」とばかりにこのベタな名前の本を購入。さっと読んでしまいました。
会社法がかわって会社設立は非常に簡単になっていること。ですが、継続(経営)がしやすくなったわけではないこと。そうなんです!会社をつくるというのは一時の儀式であって、マニュアル本を見ながら誰でもできること。それよりなによりアイデアと人材と戦略なくして継続はできないということ。(結婚式と結婚生活みたいなもの?愛なくしては継続できない?ぶはっ)
起業本は会社を辞めた時からそれなりに読み漁っていました。アントレプランナーという雑誌はちょこちょこと、NPO設立も考えたことがあり3冊ほど、個人事業関係はたぶん実例本も入れて4、5冊には目を通していました。ですが、「会社」というのはずっと想定外でした。個人事業やNPOの比較対象としては基本的なことは知っていましたが、具体的な手順や継続についてシュミレーションしたのはこの本がきっかけとなりました。
個人事業を始めてこれまでの自分の状況を例えて言えば、「入り江の中で魚釣りをしていた」です。
埠頭の端っこまで歩いていって、糸を垂れ、魚が来るのを待っていた。で、釣れた魚でなんとかご飯を食べさせてもらっていたので、場所もつり方も変えることなく続けていた。そんなとこです。
しかし、自分で釣りたい魚を選びたいとなったら、入り江から出て沖に行かなくてはならない。そのためには船が要る。道具やつり方も変えないと。船を持てば、船を操縦する技術が要る。燃料が要る。
明らかに埠頭の端っこで釣りをしていたのとは分けが違います。私にとって「会社をつくる」というのは船に乗って沖に出て行くことなのだと。そう想像しただけで躊躇しないわけがありません。世の中不況とやらで、外海は時化ている様子。なにもこのタイミングで好き好んで沖に出て行くことたぁないだろうと。
しかし時化が収まる保障もありません。待っていて状況が良くなるわけではないとしたら、、、
つづく。
前エントリーのつづき。
これまでの仕事を振り返るまでもなく、わかってはいたのですが、、、
まず、ほとんどの仕事の依頼元、クライアントは、公的機関、もしくは公的機関に所属されている個人です。
必然的に収入は直接的、間接的であれ、公的資金となります。
この公的機関、公的資金の依存度の高さがまず気になりました。
それから仕事の請け方ですが、依頼が来るのを待つのみ。こちらから「こんなことしてみませんか?」と提案したり、営業したりしたことがありませんでした。いただいた依頼に対する企画の提案はめちゃめちゃ工夫していましたが、こちらから具体的な話を持ち込むようなことはしていなかったのです。
この仕事をはじめたきっかけに話は飛びますが、
CoSTEPのような科学技術コミュニケーターの養成の方針を、学術的な学びや実践的スキルアップに留まらず、プロの養成も目的に入っているだろうというかなり前向きな受け取り方をさせていただいたおかげで、独自に事業展開しようなどという冒険を始めることができました。
ほんとの政策の目的がどうだったのかはいざ知らず・・・
タダで学ばせていただいた以上、とにかくりっぱなコミュニケーターになって国民に恩返しせねばと思っていたわけです。(律儀?) 自分なりに社会貢献(←この言葉、使うのが恥ずかしいのはなぜ?)の場所を民間に見つけようとしたわりには、塀の外(←ほんとに目の前にあるんです)にいる利点を十分に活かしていないと思いました。
「何か変わらなくちゃ。まだまだ私、卒業できていないかも」
大学や研究所からの依頼も工夫のし甲斐があって、とてもおもしろいし、役に立てることがうれしいし、やり続けたい。しかし稼働率100パーセントであっては、新しい工夫や提案ができるような学びの時間が取れなくなる。
また、民間ならではの社会と直接コミュニケーションするような仕事や機会を新たにつくれないものかという思いも湧いてきました。
それができる体制はどうつくるのがベストなのか。
偶然なのか、必然なのか、Amazonなのか、
私の思考状態を見透かしたように、Amazonの「あなたにおすすめの本があります」というコーナーの一冊に目が行きました。
つづく。
会社を立ち上げることにしました。
ここに至るまでの自分の試行錯誤、これからのこと、少しずつ書いていこうと思いました。
今年に入ってから本当によく働いて、ものすごい勢いのまま9月になったとき、10月からけっこう仕事が落ち着くということがわかりました。その時に次の大きめの仕事を受注するか迷ったのです。無理をすればやれないこともないと思い、トライしようとした矢先に「あれ、こんな調子でいいんだっけ?」とふと立ち止まるきっかけがありました。
仕事を選んでいる人に出会ったのです。
出会ったというか、前からお付き合いがあったのですが、その方が仕事を選んでいることにその時はじめて気がついたのです。
「仕事を選ぶ」・・・・こんな勇気、それまでの私にはありませんでした。頼まれればチャンスとばかりにほとんどのことを引き受け、がむしゃらにやってきました。お金になるかならないかも関係なく、「何事も種まき。勉強」と思って未経験のことも躊躇せずトライしてきました。
もちろん仕事が途切れないなんて、こんな幸せなことはありません。でも、抱えるだけ抱えて、稼働率が高いまま、次のステップに行く学びの時間が無くなっていると気がつきました。
「タメ」の時間をつくろう!
これが9月中旬頃の漠然とした決意でした。
大きめの仕事にはトライせず、10月から稼働率を下げて「学びの時間」を増やしました。
同時にこれまでの仕事を振り返る時間をつくりました。
つづく。
春のような陽気の札幌。
本日は産業総合研究所(札幌)の一般公開の日。ふすかさんが実験教室をやるというので、次男君と行って来ました。ふすかさん、堂々とお子様たちをリードしてました。お疲れさま~
実は行った時間のタイミングが悪くて、整理券がゲットできたのはふすかさん出演の実験教室「光る水をつくってみよう」だけでしたが、順番待ちでつくれる「光るスラム」と「偏光板をつかった万華鏡」ができたので、次男君満足してました。(よかった・・・)
そうそう、私は血圧計で測れる血管の硬さ年齢というのを測ってもらったところ、「36歳」ですって!いえーーい!!! 私はこれだけで満足です。(おい!)
「光る水をつくってみよう」ですが、改めて考えると、やっぱりホタルとか不思議ですよねぇ。どうやって発光物質を体に持てているのかしらねぇ。
産業総合研究所は札幌ドームのすぐそば。帰りは応援に向かう人々の波に逆らって帰ってきました。
(結果)う、う、、まけちゃった・・・
9月あたまから始めたダイエット!
続いておりますよ~ん。
2ヶ月で、8kg落としました。イエーーイ!
まっ、まだまだ目標には遠いですけどね。
で、3kg落とすごとに自分にご褒美と言っていたモチベーションですが、
最初の-3kgの時は、バックアップ用のハードディスクでした。(といっても仕事で使っているわけですが)
-6Kgの時は迷っているうちに通り過ぎて、
ややもすると-9Kgになりそうです。
うーーん、何にしよう?どうしよう?
って感じがしませんか?
お天気の札幌です。
今日はちょっと気温が上がるんだとか。
昨日は昨日でどこに行くでもなく、
買い物にも行かず、
外界との接触ゼロ。
本がどさどさと積み上がっていく今日このごろざます。
それにしても眠いぞ!にゃろめぇ~
北海道立近代美術館まで次男君と隣人とテクテク歩いて、ジョルジュ・ルオーを見に行きました。
展示中盤の宗教絵画がどんよりしていて、今にも雪が降ってきそうな外のお天気に似ていました。パッション「受難」シリーズは漫画の枠取りのような構成がちょっと面白かったですね。
次男君は展示のところどころに置いてある5色の色紙を集めて、展示が終わったところで、「なんちゃってルオーっぽい絵がつくれる」コーナーで「星空」と題した絵を作りました。この5色を使えば誰でもルオーっぽくなるというのですが、決め手はやはり太目の黒線を入れるか入れないかではないかと。黒いクレヨンで油絵っぽく線を入れただけで断然見栄えが変わります。ぜひお試しを。
休憩は美術館近くのnaramaruさんご推薦の「カエルヤ珈琲店」を初体験。ほっこりとしたすてきなお店でした。
歩き疲れて帰りは地下鉄に乗っちゃいました。でもって、ほとんど大通方面に行かない我が一家は、「そうだジュンク堂に行ってみない?」ということで、これまた初体験。どんだけ札幌駅から南に行かないのかバレバレですな。
ジュンク堂さん、独特の配置が興味深かったです。図書館で本を物色している感覚にちょっと近いかも。初めてということで地下2階から4階まで一通り巡ったら、けっこうヘロヘロになりました。
2階にカフェがあるのですが、本棚との隔たりはほんと無くて、ここでもサイエンスカフェできそうだなー・・・なーーんて職業病的視線で見てきました。