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ジャーナリスト立花隆氏のお話を聞いてきました

先週の土曜日、立花隆氏のお話を道新フォーラムで聞いてきました。
びっちり700席満席!

「現代への視点2009 ~歴史から学び、伝えるもの」

そこで立花氏が紹介されていた注目の本がこちら。

51unabpa2bl__sl500_aa240_ 『長い20世紀 ーー資本、権力、現代の系譜』
ジョバンニ・アリギ










 ほぼ100年~200年ずつ推移する世界の中心的国家とその統制の方式について紹介されていて、イタリア(ジェノバサイクル)→オランダ→イギリス→アメリカと来て、そして、この本を書いた頃は、筆者は次は日本だと思っていたそうです。

 それは筆者だけでなく、当時、冷戦締結をしたアメリカのレーガンとロシアのゴルバチョフに、「我々が冷戦状態のうちに、富を手に入れたのは日本ではないか!」と言わしめたほど、バブル全盛日本は次の中心的国家として注目されていたそうです。

 ですが、この本が翻訳され出版された今年、筆者は「日本だと思ったが違っていた。中国である」ということを序文に加えたそうです。

 なぜ、「次は日本ではなく、中国なのか。どうしてアメリカの時代は終わろうとしているのか」そんな話を、立花節で聞かせてくださいました。いやーー、めちゃめちゃ面白かったです!

 どうして面白いと感じたのか?それは、新聞やニュース、雑誌などで知る話が、あるひとつの潮流の断片であったと気づき、つながっていく面白さが、立花隆氏の話にはあったからです。壮大なテーマを話しているけど、うわっぺらな話ではなく、大量のデータやリアルな証拠で詰めていく話の展開に惹き込まれました。

 で、ですね、日本が衰退していく大きな要因として、理系人間の減少というのがあるそうです。焦点となるのは、2050年です。この理系人間の減少に絡んでくるのが、少子化と教育の問題です。などなど。。。

 というように、ひとつの問題をそれだけに集中して解決するのは難しいわけです。縦割りを取っ払って、問題に絡む要因をまとめて考えるようなセンスと、大量の資料に物怖じしない気力がほしい!!(゚ー゚;

 歴史観も変わりましたが(もともとあんまり持ってないけどcoldsweats01)、なんと言いますか「新たな思考回路」のようなものに目覚めた土曜日でした。

一緒に出られていた中では、あと半藤一利氏(作家)の話も楽しめました。

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