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便利のほどほど

 えーーと、ある大学から講演依頼が来まして、開催趣旨はわかったのですが、講演内容は趣旨に合わせてまるっとゼロから考えないといけないということで、ちょっと調べはじめてみたりなんかしてみました・・・

 で、調べた内容はさておき。開催趣旨をきっかけに興味を持ったこととか感じたことを備忘録。


 私が大学生の頃は、PCの出始めで、まだネットはありませんでした。もちろん、携帯もございません。ゆえに当日の休講は大学に行ってから知りました。他、学科の重要なお知らせは大学内の掲示板で知ったわけです。アナログな掲示版で。

 しかし、今時の大学ではネットにさまざまなお知らせを載せるようになり、家にいながらにして行事予定などが電子掲示板で見れるようになってきました。さすがに休講のお知らせを載せる大学は少数派ですが、実在はしています。授業もネットで見れるとこもありますが、それはさておき。

 毎週の実験レポートも先輩のを参考にするにしても、手書きでしたので、少なくとも文字は読みましたし、グラフもプロットして曲線定規を使って書きました。(今って手書きするんですか?) それにこれらの情報を手に入れるのにクラスメイトや先輩とのコミュニケーションは大切でした。メール添付なんて言葉もなかったもん。

 なので、授業がつまらなくて休みたくても、掲示板を見に、そしてクラスメイトや先輩と打算的であってもコミュニケーションするためにも、大学には行っていたのです。あと、クラブ活動のために。

 WEBやメールは便利だけど、それでアナログなコミュニケーションが減っちゃってないのかなとふと思ったわけです。「何を年寄りの冷や水的心配をしてんだ」と思われるかもしれませんが、実際にひきこもり、うつ病、孤立する学生さんが少なくないのだとか。(データは持っていないのですが、その対策のために助成金が出ていることを最近知りました)
 そこで、ひきこもり、うつ病、孤立する前になんとかしようと大学が考え始めているんだそうです。その対策のひとつに大学がコミュニケーションの場を提供する活動がでてきているんだとか。

 いろんな原因があり、対策方法もさまざまだとは思いますが、対策のひとつとして、単純に大学に来ないと、来て誰かに声をかけて聞かないと情報が得られないようにするのも悪くなんじゃないかと考えたわけです。なんでもかんでもデジタル、ネット化するのは賢い選択じゃなくて、アナログなコミュニケーションへのナビゲーションとしてネットが活用できたらどうかしらと。ネットへの完全シフトは何かを棄てている可能性があるのでは?と思ったのです。


 きっかけは、あるWEB屋さんが「携帯メールで休講がお知らせできたら学生さんに便利なのでは」という話をしていて、「大学のアナログな掲示板はアナログコミュニケーションの最後の砦として残すべき」と思ったからです。家を出て、電車に乗って、自転車に乗って、大学の敷地に来ることは心の健康のためにもいいと言えないかしら。

 もちろん、通信講座やe-larningなどそれはそれで利点はありますので否定するつもりはございませんよ。

  

  

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