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見えなかった世界が見えるようになった瞬間

 月と土星の接近どころではありませんね。

 雪がどかっと降ってきています。これは積もりそうですねぇ。

 最近、雨を見ているより雪を見ているほうが安心します。やっぱりちょっと調子狂っちゃいます。アスファルト見え過ぎでしたから。札幌の観光資源「雪まつり」も雪が少ないとたいへんです。

 さて、うちの長男君のクラスだよりをご紹介(担任の先生が書いています)

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見えなかった世界が見えるようになった瞬間
(理科:おもりの動きとはたらき)

「これからブランコするのでグラウンドに集合!」

「やったー!でも先生、何で?ねえ何なの?」

「それはお楽しみに。」

すぐにグラウンドへ行き、二人ずつブランコに乗ることにしました。

「行ったり来たりする二人の動きをよく見てごらん。」

さすが5年生。子どもたちは、これがただの遊びではないことに気付き、瞳を輝かせながらじっとブランコの動きを見つめ始めました。
しばらく二つのブランコが動く様子を見て、一人の子がつぶやきました。

「なんだか、行ったり来たりする時間がだいたい同じみたいな・・・。」「えっ?」

子どもの知的好奇心に火がつきました。もう止まりません。

「ねえ、体重が全然違う二人が乗ってみれば?」

「ねえ、スタートの高さを変えてみれば?」

次々と条件を変え、確かめましたが、結局、体重の差もスタート位置の違いも1往復の時間には関係ありませんでした。教室に戻り、一人一人が1往復する時間を変えるための方法について予想を立て、授業を終了しました。

【同日、6時間目の後】
 視聴覚室での授業が終わった後、隅に置いてあるメトロノームをじっと見ていた男の子がいました。突然「あっ」と声を上げ、私の所に息を弾ませ駆けてきて、このようなことを言ったのです。

「先生、メトロノームってもしかしてブランコと同じ?これはおもりの位置を変えると1往復の時間が変わるから、きっとブランコも長さを変えれば(1往復の時間が)絶対短くなるはずだよ。」

 この男の子をはじめ、5年生の子どもたちは、自分の論理をもちはじめています。自分の論理と事実をつき合わせ、それが説得力をもちうるかどうかを確かめようとする、そんな時期にいるのです。今まで、メトロノーム(→音楽で使うもの)とブランコ(→遊ぶもの)が同じだなんて思ってもいなかったことでしょう。
 それが今、理科『おもりの動きとはたらき』の学習を通してこの二つの物がつながったのです。子どもたちは、また一つ今まで見えなかった世界が見えるようになり、本質に迫ることの楽しさを味わうことができました。これからも、子どもたちが自分の論理を駆使して本質に迫ろうとする姿勢を大切にするとともに、一人一人が心から納得できる授業を目指していきます。

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 これを読んで、「そう、そう」って思いました。まったく別々の事象が同じ論理でつながっているってわかるのってすごくわくわくします、面白いですよね。いくつになってもそうです。
 ちなみにこの「男の子」はうちの子だったそうです。えっ?親ばかじゃございませんよ。

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