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サイエンスカフェクラブ(会員制)設立構想

収束しようとしているのか、発散しようとしているのか、自分でもよくわかってないのですが、とにかく「サイエンスカフェ屋さん」に近づいていると思っている最近です。

サイエンスカフェ請負マス!と言い続けていたら(ブログにも書いたら)、ほんとに話を振ってくださっている方々がいて、たいへん感謝しております。体制を整え次第、このブログでも発表できるようがんばります。今のところ特に止める人もいないようなので。(私が気づいていないだけだったりして)

ただですね、すごく構えなくても、サイエンスカフェは、下記のものが揃えば、いつでもだれでもできると思うのです。
これらは目的、目標ごとにさまざまな組み合わせが想定されることでしょうね。例えば、5番の「資金」はなくてもできます。広報や会場費などかけなければいいわけです。話者もただで話していただく。ただ、自分の飲み物代などは参加者が払うことになります。

また、3番の「話者」と4番の「主催者」が同じでもいいでしょうね。

1.会場&設備

2.参加者

3.話者(話題提供者)

4.主催者

5.資金

当日を考える上で重要な項目は、コンテンツ、プログラム、ファシリテーションでしょうね。そしてその大前提は「参加者をどのように考えるのか」につきるような気がします。

参加者の設定人数から、年代やレベル想定、参加の姿勢のゆるさやしばりは?、どのように対話するのか、誰と対話してほしいのか、どう座ってもらうのか、何を楽しんでもらうのか、何を促したいのか、どう問いを発してもらいたいのかなど、参加者について考えるのがサイエンスカフェの重要な要素だと思っています。

それによって、話者の話し方も変わるし(変わってもらわないとねぇ。。。)、コンテンツ、プログラム、ファシリテーション、会場&設営&設備もイメージします。

もし目標となる設定人数やターゲット年代があるのであれば、それなりに広報にお金をかけたり工夫したりする必要も出てくることでしょうね。

規模も5,6人から100人単位まで設定はいろいろあっていいでしょう。1回ぽっきりでもいいし、継続的でもいいし、思いつきでもいいし、ポリシー持ってやってもいいし、目的や目標などもさまざまでいいと思います。
参加者と話者の満足度をものさしにしつつ、私もいろんなサイエンスカフェを実験してみようと思っています。

さて、そんなこんなを何人かの方々にご相談しているうちに、逆転の発想が持ち上がっています。

それは、

2番の「参加者」=4番の「主催者」にしてみようです。

参加者の方が先に決まっているカフェです。それでいいのか?と思われるかもしれませんが、これがよさそうなのです。

夕食を食べながら、5人という小規模で実験してみました。最初に話者が「今日は何が聞きたいですか?」という質問から始まりました。一人ひとり聞きたいことを伝えると、話者がそれをメモして、それらの大半を話題にして話してくれました。すごく面白かったです。参加者としての満足度は100!話者にとっても面白い機会だったのではないかと。この時はせめてもの感謝と思って夕飯代を参加者で折半して支払いました。

参加者=主催者ですから、話題や話題提供者は参加者が選ぶわけです。自分たちの興味をサイエンスカフェにしちゃうぞーと。

フタを開けてみないとわからない「参加者についての要素」が前もってわかっている状態です。さらに、人が来なかったらどうしようなどという心配もなく、人数に合わせて会場も押さえます。お金のかかる広報の必要はありません。

究極なのが面白いもつまらないも自分たち参加者次第なのだということです。最初から脱受身なのですから、話者の選択から、プログラムなど自分たちの責任なのです。会員制カフェ方式?って感じかな。

「俺たちのサイエンスカフェ」。。。なんだか「おらが町のCAMUIロケット」に似て、参加者という資産価値がついたカフェとも言えそうです。

4番の「主催者」と3番の「話者」が主動的になってやるカフェももちろんやってみますが、2番の「参加者」や1番の「会場&設備」が主動でやるカフェというのもやってみようと考えています。



さらに!!!そんなサイエンスカフェクラブのひとつに「サイエンスカフェをつくっていくクラブ」ができないかと考えています。(←わかりにくいですが。。)
サイエンスカフェを話題にしていくというかなり根源的なクラブなのですが、そのクラブがサイエンスカフェを請け負っていけないかと思っています。

思ったきっかけは、1番から5番までの情報をすべて揃えて持っている人は少なく、どれかが欠けているばかりにやりたくても実行に至らないのが現状ではないかと見たことから。

そんなときに、それぞれの得意な情報を持ち出し合うことで、依頼される主催グループの目標に貢献できるのではないかと。

サイエンスカフェそのものにも興味を持ち学びつつ、スポンサー探しの得意な人、会場探しの得意な人、研究者探しの得意な人、企画を持ち込むのが得意な人、広報が得意な人、ファシリテーションが得意な人、企画が得意な人たちとタグを組めないかしらんと思っていたら、

なんと、気が付いたら、
そうなりつつあるという話です。

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コメント

 北大で科学技術コミュニケーションについて学んだ方々が世の中に出てからほぼ2ヶ月。このような構想が出て来るのを待っていました。私も応援します。
 この半年あまりで、「CoSTEP」「科学技術コミュニケーション」「サイエンス・カフェ」などの言葉が普通に使われるようになってきたと思います。私の所にも例のJTB「科学教室」以外に幾つかのCoSTEPネタが寄せられ、科学技術コミュニケーションに対するニーズの高まりを感じています。

 ただ、一方では「科学技術コミュニケーター」と単なる説明員との区別や、「サイエンスカフェ」と単なる説明会との区別が不明確になりがちだと言うことも否めない事実だと思います。

 「科学技術コミュニケーター」や「サイエンスカフェ」は誰にでもできるものではなく、科学技術コミュニケーション技術を持つ者だけができることであり、その質を確保し続けることが、提案されているような活動を継続するために大事ではないかと思います。

 勝手ながら、リエゾンマンさんもクラブメンバーの一員にM姫が認可されてました(笑)必要不可欠なお一人です。よろしくお願いいたします。

 おっしゃられる通り、科学技術コミュニケーターならではの技量を発揮していかなくてはと思います。まだまだ勉強したり、経験したりしなくてはならないことはたくさんありますが、「動きながら」自分たちの質も高めていこうと決めました。
(止めるなら今ですよ~ん。動き出したらちょっとやそっとで止まりませんよ~ん)
 なので、コミュニケーターの大先輩たちから見たら「若造」だったりすると思うのですが、そんな私たちに「やってみないか?」と声をかけてくださる皆さんはホントにありがたい存在です。おかげさまで、私のモチベーションを支えてくださっています。

 中には、主催サイドの求めるクオリティと私たちなりの科学技術コミュニケーターとしてのポリシーが合致しない話もあったりするのはまだまだ厳しい現実ですが、それこそをも覆していくためにも「動く」ぞと思った次第です。(ほんとにいいのかな?)
 サイエンスカフェというのはほんとに雑多いろいろあってもいいのだと思います。ですが、私たちがやるサイエンスカフェのクオリティはがっちりと持ちたいと思っております。とは言え、いろいろご相談に伺います。
 ご協力の程、みなさまよろしくお願いいたします。(ブログでお願いなんてだめですよね。ちゃんとご協力を仰ぎに皆々様にはお伺いする予定です)

ふふふ
勝手ながらリエゾンマン様をクラブメンバーに加えようとしていました。

5人のカフェ。ホントに楽しかったですよね。あの満足度を多くの人に味わっていただきたい。皆で新しい文化を作っていきましょう。

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