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金魚物語 (南極物語には負ける?)

毎度、脳天気なブログへようこそ。
4月になってほとんど意地で毎日エントリーしてます。
いつまで続くのか我ながら楽しみです。

昔から飽きっぽく、持続性にかける性格で、
「サボテンを枯らす」を通り越し、「造花をも枯らす」と言われたほど、
コンスタントに世話をやくなど苦手な自分です。

それでも続いているというか、生き延びているのが
「金魚」です。

今から8年前のゴールデンウィークに主人の実家(大阪)に行った折、
ホームセンターの駐車場で金魚すくいをやってました。当時2歳の息子がやりたがり、案の定1匹も救えなかったのですが、50円分と言って2匹くれたのです。

も、もらってもねぇ。。。。東京に明日帰るのに。。。。

致し方なく、500mlのペットボトルに水道水を入れて、金魚を入れて、フタをしめて紐で首からぶら下げて新幹線に乗りました。(今思えば残酷!)
フタを開けたペットボトルを新幹線のモノ掛けにつるしておいたところ、いつの間にか日が当たって、触ると暖かい水になっていました。もちろん2匹ともプカプカと苦しそうでした。
あわてて、洗面所に言って飲料水と入れ替えたりして、なんとか実家から東京の家までの5時間ほどを持ちこたえてくれたのです。

家についてネットで金魚の飼い方を見ると、どうもエアー(酸素)なしではだめだというわけで、すぐに簡単なエアー機器と小さな水槽、そしてえさを買いました。

3日もすると、今度は白い点々が体に見えてきました。なんだか元気もなくて、「やっぱ金魚すくいだけに寿命かしら」と思ったのですが、またもネットで見ると「薬がある」というのです。治す方法があると知ってしまい(←ひどい?)、みすみす見過ごせず薬を買いに行きました。

薬を入れて1週間もすると、あらまぁ治っちゃったのです。

生命力を感じずにはいられなくなり、とうとう本も買いました。
ふむふむと金魚の飼い方を読み、ちょっとずつ水槽の中もにぎやかにしてやりました。

そして、2ヶ月経ったある日

プラスチックの水草もどきに小さなとびっこの白いのがびっしりと着いているのです。

なんじゃこれ?よもや卵?でもどんどん食べてるよ。あれれ???

本やネットを見るとそれはやはり卵で、分けて育てないと卵だろうが稚魚だろうが食べられちゃうそうで、そそくさと水槽をもう一セット買いに行きました。
2匹は偶然にもメスとオスだったのです。

その時点で、50円の金魚にかかっているお金は2万円(主に水槽セット)近くなっていました。狭い東京のマンションでえらく場所もとってましたし、水槽洗いなどで腰を痛めそうでもありました。

さて、稚魚は何百匹と孵り、毎日たくさん死骸も沈みました。

親はまた卵を産むしで、もうひとつ水槽がいるようになったりと、、たずねて来た友人には「金魚屋でもやるの?」と言われました。

なんと言うかここまで来ると「意地?」「意固地?」なんですね。もちろん手を掛けただけ愛おしくなってもいますが、なんの血統書もない50円金魚から「逆わらしべ長者」状態に苦笑しておりました。

そして、この金魚たちの一番の試練は、2年前、東京から札幌に引っ越すときでした。真冬に先に札幌へ飛行機で行く主人の手荷物として、ビニール袋に酸素が出る錠剤を入れ、それを発泡スチロールの箱に入れ、運びました。
残念ながらこの時に3分の1が死んでしまいました。

さて、現在、淘汰もされ、何度とない病気を潜り抜け、なんと10匹ほど生きています。
思えば、大阪から東京へ、東京から札幌へ、北へ北へと流れてきた金魚たち。
私の性格矯正になったかどうかはわかりませんが、ヒト意外の唯一の生き物として、我が家で静かに生きつづけております。7年以上です。

最初の2匹の名前を「太郎」と「次郎」にしておけば、映画になったかな? (オスとメスだったじゃないか!!)

*2,3年前に金魚すくいの金魚のその後を研究している人が、新聞に“金魚すくいの金魚の消息を教えてください”と載せていました。その時は忙しくて投稿しなかったけど、あれからどうなったのかなとふと思い出しました。

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