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お試し「プレ・カフェ」&「ポスト・カフェ」

3月のサイエンス・カフェ札幌でいくつかの新しい試みをしたのですが、その中から2つをご紹介。

ひとつは「プレ・カフェ」。
サイエンスカフェ前にメインスピーカー2人、ファシリテーター6人、スーパーバイザー&スタッフで、言わば「練習会」を2回開いたのです。1回目はどんな話をするかをそれぞれが提案。2回目は8人ほどの市民の方に加わっていただき、リハーサルをしました。

2回目を終えた時点で、「難しい」「時間内で終わらない」「基礎講座つくれてない」などの難問を抱えており、参加された市民のお一人からは「10日前の時点でこれで、うまくいくのかしら?」とたいへん心配していただいていたそうです。

もちろん、楽観視するわけもなく、その後も各自、各グループでリハーサルをいたしました。そして当日、心配していてくださった市民の方が「この10日間で何をしたの?」と驚かれるほど状態は改良されていたそうです。

私の変化を思い返せば、「躊躇なくみなさんの話につっこむようになった」でしょうか。最初は、お話いただくみなさんに対して介入するのに遠慮があったのですが、「これでは間に合わない」と思い始めてからは、専門家でもないのに、話のシナリオを提案したり、こっちがいいとかあっちがいいとか意見を言わせていただきました。

こういった行為は「えらい先生」だと怖くて遠慮します。「15分のお話をお願いします」などと言って丸投げしてしまいそうです。
しかし、本気で「脱!レクチャーなカフェ」を志すなら、近寄りがたいえらい先生であろうとコミュニケーションする努力をしなくてはと思っています。

今回、専門家でもないディレクターの意見を聞いてくださったみなさんの懐の深さに感激している次第です。

もうひとつは「ポスト・カフェ」。beforeがあれば、afterもあるということ。
サイエンスカフェとはあくまで科学への入り口。導入みたいなもの。これをきっかけに、興味をもっていただいたり、学んでみたいなって思っていただいたり、研究者を身近に感じてもらえたらと思っているわけです。
なので、カフェの後のフォローもできたらと前々から考えてはいました。が、次の回、次の回を追われる中、「やりっぱなし感」は否めなく、もったいないことをしてきました。
また、毎回の質問カードも会の中ですべて読めずにいましたから、「どうせ答えてもらえない感」が参加者の中に潜んでいることもアンケートから察知していました。

今回はそんな無念を晴らしたいと、みなさんと気持ちがまとまり、T内先生の多大なるご協力の下、「Q&Aコミュニティブログ」を期間限定で立ち上げることにしたのです。
http://dna-cafe.cocolog-nifty.com/costep/

もともとT内先生はCoSTEPでブログコミュニケーションの講義をしてくださり、私のこのブログ誕生のきっかけの方です。ブログしながら、「ブログってどうよ?」を模索してきたわけですが、このサイエンスカフェの後をブログでフォローするなんてアイデア、けっこうおもしろいと思っています。

会の時間内に答えられなかった質問もうかばれますから、次回以降も質問しようというモチベーションが生まれます。また、その時はわかなかった質問もあとからできます。そんな双方向なやりとりをしながら、皆さんが科学の深みにはまってくだされば大成功なわけです。

あと、おまけ。
今回のカフェ準備で時間がない中、ハンドアウト(お手持ちの資料)を充実させました。今回関わったみんなの「おすすめ本」と「おすすめWEBサイト」情報、そしてファシリテーターのN木さんが今回のためにつくってくれたかわいい絵の「今さらわかる!?DNA基礎用語」というプリントを盛り込んだことです。

これも会の後をフォローする上であったらいいなを実現したものです。

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