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2006年1月

ビックリ×2弾

3月のサイエンスカフェ札幌の前に、
当たり前ですが、2月のカフェがあります。(2月10日金)

ワタシの中で、3月の準備に埋もれてしまいそうだった状況を本日脱しました。
突然ですが、ゲストの媚山先生に会ってきました。そう、室蘭まで行って。

CoSTEP周辺で出会ったYSさんが室蘭工業大学の非常勤講師でいらっしゃることから、かばん持ちとなって、会いに行ったのです。

媚山先生は、アウトリーチ(講演、対談、テレビ、新聞、万博、etc)を数え切れないほど経験されているようです。その経験からいただいたお知恵やご指導はたいへん勉強になりました。

けっしてサイエンスコミュニケーションがご専門なわけではなく、機械システム工学というバリバリの工学研究者でいらっしゃいます。ですが、そのひとつひとつのご指導に場数をふんでいらしゃる方ならではの説得力がありました。

とても短いワタシの説明から「これまでのカフェの難問」も察知され、解決法として会場で雑談を誘発させる技から、会場設営の小技まで(当日のお楽しみ)、教えていただきました。

そのアイデアの斬新、新鮮、簡単なこと、、、驚きました。
合言葉は「脱!レクチャー形式」です。


急いで札幌に帰り、カフェミーティングに合流しました。
すると、背筋も凍るような仰天事態が、、、

なんと!!そっくりの話をカフェチーム5人で話していたというではないですか!!
以心伝心なんてもんじゃありません。

ただ、もしこの現象に理由があるとすれば、それは、誰もが問題視していた点が一致していて、それの解決方法をずっと模索していたのだと思います。それが同じ時間に!室蘭と札幌で起きたので「ぞくっ!」としたまで。

サイエンスカフェ札幌2月、何かが起きそうな予感です。

にわかにメディアで取り上げられてます

にわかにメディアで「サイエンスカフェ札幌」が取り上げられております。

23日NHKおはよう北海道(ローカルニュース枠)で1月13日のサイエンスカフェ札幌と師匠が、

25日NHK早朝のニュースで24日に行われたサイエンスカフェワークショップが、 (自分も映ったらしいのですが、その時間まだ起きてませんでした、、見逃しました、残念!)

28日北海道新聞(札幌圏)25面にすこぶる大きく!サイエンスカフェ札幌とワークショップのことが、

どうしちゃったんでしょう。。。。


さて、道新の記事の中で、とても気になった文章が、、、

 サイエンスカフェは、研究者にとっても学びの場である。「研究に没頭すればするほど、一般社会との接点が失われ、社会的な倫理観などを考えなくなってしまう」と自嘲気味に話す研究者も。

まず、「学びの場」として捉えられているのか確かめなくちゃです。

「自嘲気味に話す研究者」は一握り?それとも潜在的にはみなさん思っている?
先入観で思っていてはいけないので、これもちゃんと確かめなくちゃです。

どうやって確かめようかな?やっぱり直接聞くしかないですかねぇ。。で、断られた時点で答えていただいたも同然ってことで。

広報が苦手で、そんな時間があったら研究に没頭してたい研究者がいてもいいとは思います。誰にでも得意不得意はあります。
ただ、その苦手をほっといても大丈夫ですかねぇという問いかけをしようとしているのかな、CoSTEPは。
同様に市民にも、知ること、考えること、議論することを苦手にしていて安全と安心は手に入るでしょうかという問いかけをしようとしているのかな。そんな感じ?

これらの「苦手克服」を一緒に模索しながら、やりましょうよ。こんなミッションもあるのかな。

どれどれの唄

サイエンスカフェ札幌の3月(←これ受講生の作品制作)の準備がなんとか離陸できそうです。12月からずっと滑走路を走っていて、もう飛び立てないかもしれないと思うときさえありました。ですが、たくさんの人のことばに支えられ、やっと前輪が浮き上がりました。

さて、このカフェの企画、、、種明しは少しずつしようと思っていますが、企画にいたるまでにワタシがインスパイアーされた、さまざまな「人、ことば、本」を紹介していきたいと思います。

まずは「うた」です。(えっ、、うた?と思われちゃったかな?)

子供のクリスマスPに買った「ハウルの動く城&ジブリがいっぱいスペシャル」2枚組みに入っている「ショートショート」の中。読売新聞CMに使われた歌と映像がありました。これ、こどもたちがとても気に入ってお風呂で大声で歌っています。ワタシも心に残る、目にも残る素敵なものです。

実はこのうたと映像にワタシの「3月のカフェ」のイメージはインスパイアーされています。

とにかく紹介しましょう。♪ぶんちゃっちゃ、ぶんちゃっちゃ♪って感じです。

♪● どれどれの唄 ●♪

作詩・作曲:拝郷メイコ

お花が咲いたよ どれどれ

風が渡るよ どれどれ

本当のことは どれどれ

僕を動かす好奇心


新しい光が 心をノックして

ゆっくり目覚める 1日が始まる

広い広い空の下 僕ら生まれて生きる

長い長いこの道も 口笛吹きつつ


ひばりが鳴いたよ どれどれ

夕焼け染まるよ どれどれ

大切なことは どれどれ

僕を動かす好奇心


変わらない光を 心に灯して

ゆっくり夢見る まだ見ぬその向こうの


遠い遠い空の下 誰か生まれて生きる

強い想い抱きしめて 涙こぼれても ああ

花 風 鳥 光 僕ら生まれて生きる

そして 歩き出すのは いつだって僕自身




このうたからカフェがイメージできる人はいるかしら?あはは、、、

好きな時間

疲れをとるならまずは「眠る」ですが、

眠る直前まで「あれもしてない、これも終わってない」などと考えていると

起きてからも「あれしなきゃ、これはすませないと」などと気分の切り替えができません。

そんな時、これをすれば落ち着くという行為があります。

それは、「カタログを見る」です。

できるだけ分厚いのがよくて、

一番のお気に入りは「アスクル」(オフィス商品)です。

二番は、「通販生活」、三番が「ディノス」です。

別に買うわけではないのです。

大量の商品宇宙の中を漂っているのが心地よく、

夜空で星を見るのとどこか似ているような。。。

(星好きは怒るかしら、、、)

中から「あっ、これいい!」なんてモノを見つけて、

使ってみたらどんなだろう、飾ってみたらどんなだろう、

そのうち寝てしまうのが、シアワセです。

これ、読書だとこうはいかなくて、

読んでるうちに頭が働いちゃって

同じように寝てしまっても、こちらは

起きた時に「寝てしまったぁ」という後悔が残るんです。

でもカタログだとそんなことはなくて、

どこのページで寝てしまおうが、

全然気にならない。

最近は少し中毒化していて、

気がつくと「アスクル」を昼間でも見ていたり、、、。

。。。

似た症状としては、ジャスコ、本屋めぐりです。

これも買うわけじゃないのに、(時々買うけど)

2時間ぐらい商品・書籍宇宙をぶらぶらしていると、

頭の中がリセットされてなかなか心地よいのです。

そんな時に新しい発想も湧いたりするから不思議です。

こんなリラクゼーションの取り方って私だけかな?

丁寧さの勝利

出会いというものは人生をも変えてくれます。
(ちょっと大げさ。。。)

サイエンスコミュニケーションワークショップの2日目でした。本日は、イギリスと日本各地でサイエンスカフェを開催されている方々(5組)のお話を聞きました。

発見、感動、後悔、いろいろ感じましたが、NPO法人「くらしとバイオプラザ21」の佐々義子さんとの出会いはうれしかったです。

2週間ほど前に佐々さんたち主催のバイオカフェに行ったのですが、佐々さんのファシリテーションに不思議な魅力を感じていました。研究者の人とも、会場の人(20人ほど)ともフラットでありながら丁寧で、ぬくもりを感じるものでした。

今日の80人ほどの聴衆を前にしての佐々さんの報告でも、その雰囲気は変わらず、さらに懇親会でもその丁寧さとぬくもり感は変わらず、この方は「ウラも表もない、正直な方なのだなぁ」と思いました。誰を前にされてもその人らしさにギャップがないんです。

研究者の中には、先生同士とは話すが、生徒は相手にしないという方もいて、そんな方が、市民を目の前にして「いい顔」しているのを見ると、どっちが本当の顔なのかしらと思うことがあります。だったらどっちにも「いい顔」しないでいる方が正直なのにと。

佐々さんの一貫したホスピタリティな姿勢は「気張らず、楽に、あとウソは続かないので」という経験のもとにあるそうです。


今日のワークショップでの話を聞きながら、サイエンスカフェに限らず、イベントで大切なことは主催者のモチベーションだと思いました。

今はまだ、札幌は「あるテーマの話が聞ける」というレクチャータイプもので、「あの人に会える、誰かと話ができる」といった楽しみとしてのカフェに育っていないことに気付いた次第です。

自分のモチベーションを問い直すいい機会となりそうです。
(今日は書きたいことありすぎなのですが、うまく消化されていないので、また後日。。。)

♪懇親会で、5号館のつぶやき様と佐々さんに、いろいろご指導していただき、感謝感激、涙~です。いただきましたお言葉の数々、今後の糧といたします。

博物館展示のゼミは奥が深いです

CoSTEPの演習に飽き足らず、文学部のゼミにも顔出し始めております。
というのはウソで、CoSTEPだけで、十分アップアップのパツパツなんですけど、なんだか成り行きで参加してしまってます。

そのゼミというのは北大の総合博物館で、期間限定で展示を企画・実行するというゼミです。そのゼミのS先生が、CoSTEPの受講生にも門徒を開いてくださるというので、【とりあえず何でも顔を出してみる主義】のワタシは、まずは説明会に行ってみました。

説明を聞いて、スケジュール的に3月までは忙しい(CoSTEP)し、もともとゼミの学生のみなさんが「学芸員」の科目を修了されているらしいし、ワタシが関わったら足手まといだろうと思い、説明会の翌日「すみません。参加できません」とメールを出そうとしたのでした。

でも出しそびれている内に、あれよあれよとメーリングリストで、企画案は送られてくるは、次回のミーティングの日程はくるはで、とうとうミーティングにまたも参加しちゃいました。あーつくづく小心者なワタシ。。。

で、なんと3時間半のミーティングでした。ながーーー。
いろいろと方向性を決める山場だったらしく、 (初めて参加していきなり!) 、しぶとく決まるまで誰も帰れなくなりました。 (えーーん、サイエンスワークショップの前に一度家に帰って晩飯つくっていかなきゃならないのに~。。by心の声)

未だに関わっていいものか?否か、、ほんと迷うんですけど、、乗りかかった船、しばらくお付き合いさせていただこうかと。。。(あーーまたボケツホリエモンだよなぁ)

展示の題材は有珠山2000年の噴火です。この噴火は予知、避難、復興というカテゴリーで、それぞれに新しい火山との付き合い方が見えてくるようです。もちろん、これからこの有珠山について調べ始めるのですが、このゼミが目標にしていることは有珠山について調べるということとは別にあるようです。

大学のゼミというと、文献(むずかしそうな本)を一冊、ゼミ受講者全員が章ごとに担当して、その章について発表するっていうのがよくあるパターンですよね。

今回、関わらせていただくゼミは、そうではありません。ゼミのS先生がおっしゃるには、

「文献を題材にするのは教員サイドとしては簡単だか、それでは学生にとって個人作業の足し合わせにしかならない。自分のゼミでは、目標をひとつにしてチームとなっていかに実務をこなせるかを体験してもらいたいと思っています。」

とのこと。 (うらやましいです、今どきの学生さん!!) さらにS先生は

「これまでに4回(4年)やってきましたが、展示が終わると、自分はやっぱりひとりで文献と向かい合っている方が性に合っていると思う学生は自然といなくなりますね」

だとか。 (社会に出る前にそれに気付けるなんていいことじゃないですか)

有珠山に対してはまだ愛着は湧いてませんが、S先生のゼミの設定自体にとても共鳴しちゃったのが、断れずにいる理由なのかもしれません。

年賀状のクイズ

ここ何年か毎年、年賀状に「新春なぞなぞ」を載せています。

今年は以下の3問。息子とあっちこっちの「なぞなぞサイト」から選んでくるのですが、せっかくなので科学モノも1問入れました。


Q1.こども専用のドアはどんなドア?

Q2.お日様が青くなったらどうなるでしょうか?

Q3.政党でpHの数値が小さい政党は?



年賀状を送らせていただいた方、いかがだったでしょうか?
答えは、この下↓、ずーーーーーっと下に載せておきます。



























A1. 児童ドア→  自動ドア

A2. 日が青→   晴れ

A3. pHが小さい→強い酸性→ 強酸 →日本共産党


お付き合いいただきありがとうございました。(ペコリ。)

見てみて!来てみて!

お知らせ2つ。

●見てみて!!
1月23日(月)朝7:30~ NHK総合
「NHKおはよう北海道」
 (すみません北海道ローカルです)
1月13日に行ったサイエンスカフェ札幌が4分ほど紹介されるとのこと。
(たぶん)取材対象メインはカフェチームの師匠Mさんです。パチパチパチ!!
どっか隅っこにワタシも映っているかも?

●来てみて!
サイエンスコミュニケーション・ワークショップ in Sapporo
  ―イギリスと日本の現状と展望―
1月23日18時~  / 1月24日16時半~

この題名にひるまずに、誰でも来ていいイベントですので、どうぞ!

特に、二日目の24日は全国のサイエンスカフェをやっていらっしゃる方が大集合!その体験やこだわりが聞けると楽しみにしています。なじみの喫茶店や飲み屋、そして本屋さん、学校、コミュニティでもやってみようかななんて思っている方も大歓迎!お誘い合わせの上、ぜひ!

ワークショップ I : サイエンス・エンゲージメントの手法
 日時  2006年1月23日(月) 18:00~19:30
 会場  北海道大学 情報教育館3階 スタジオ型多目的中講義室
ワークショップ II : サイエンス・カフェ ~イギリスと日本の経験~
 日時  2006年1月24日(火) 16:30~19:30
 会場  北海道大学 学術交流会館 第一会議室

一応参考にURLを↓
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/workshop.html

参加締め切り1月20日になってますけど、大丈夫だと思いますよ。
あと、このHPに書いてあること難しそうですけど、「サイエンスカフェって何?どんなことしてるの?だれでもできるの?」を聞いたり、質問したりできるイベントってことです。このイベント自体がカフェではないのが私的には非常に残念なのですが。。。

安全と安心の違い

うーーん、感動してしまいました。

本日は、松井博和先生の「北海道GM作物交雑防止条例」を策定するまでの道のりを聞きました。詳しいレポートはやはり、ブログ「こ~すてっぷで学ぶ」様にばっちり書かれているのでそちらを。

印象に残った先生の言葉
「科学にははっきり白黒つかないグレーゾーンがある。そこをどう考えていくかなんです。」

このブログのずいぶん最初の方に「遺伝子組み換え食品」ってどこがあぶないの?何が論点なの?みたいなことを書きました。
それ以後、なんとなく嫌っている、風評だけで動かされているより、確かな情報を元に選びたいなって思っていました。

そして最近、詳しくはなってきたものの、結局は選べないなぁなんて思っていたのです。
そう、自分の中にもグレーゾーンができていたのです。

一消費者がそうであるように、研究者も、農業家も、行政も、、みんなグレーゾーンで悩んでいる。
そのグレーゾーンを条約策定するのに、ずいぶん過酷なやり取りがあったようです。脅迫され、罵倒され、徹夜の話し合いやら、、、そうまでして先生が見つけようとしたのはだれにとっても「安心」な農業だったんでしょうね。

「安全」は数値的科学的に語れても、「安心」は人々の合意であったり信頼だったりするんですね。「安全」と「安心」の違いはとても心に響きました。

トンデモ○○シリーズ構想

受講生の会話で出たお話です。

世の中にはトンデモないウソ科学をさもありなんのように言う方がいて、本も売れていたりします。で、一方そういった「ありえねぇーー!!」を指摘したトンデモ科学暴露本もあり、こちらもけっこう売れているようです。

で、柳の下のどじょうのように考えてみました。すでにあったりもしますが、、

トンデモ医療指摘・本・・・これでガンが治るとか、免疫力がつくとか嘘っぱち医療もどきを指摘する。患者や家族の何かにすがりたい気持ちに漬け込む悪だよ。

トンデモ美容ご意見・本・・・これで若返る、きれいになる? 高くすれば売れる化粧品とそれを買う消費者。医学博士のコメントとかあると信じちゃうんだよね。

トンデモ育児ご意見・本・・・こうすれば天才になる、アトピーが治る?科学的根拠のない育児や教育に振り回されるこどもや母親の身になってみい!


ただし、これらは業界を成していて、それに対抗する強ーーい意思と、どこもバック(出版社)が着いてくれないことを覚悟に書いて出版しなければなりません。

逆を言えば、だから出し難いわけで、まずはトンデモ社会から指摘することが先決かもしれません。

予告*1月14日は雪氷楽会(北大)です

雪氷楽会というイベントがあります。

1月14日10時~15時 北大遠友学舎にて
(参加無料・申し込み不要)

雪氷楽会in北大
http://www.seppyo.org/~hokkaido/rakukai/

こちらは親子連れでぜひ!雪や氷の実験や紹介、そして遊びがいっぱいです。30程あるイベントのうちの一つとして、CoSTEP受講生の方々が「氷河について」のプロジェクター紙芝居をします。かくいうワタシはボランティアでお手伝いに参ります。CoSTEP以外のイベントからもいろいろ学ばせていただけたらと思っております。

連日ドタバタで、(そういえばレポートの宿題!ぎょえっ!)息子の明日からの(毎月参加の)キャンプのプログラムを先ほど初めて見ました。すると、「サイエンスキャンプ・雪を科学しよう」だそうです。あらっ似たようなお話です。。。早朝弁当作りの為、もう寝なきゃです。

報告*1月13日はサイエンスカフェ札幌でした。

本日のサイエンスカフェ札幌も盛況の内に無事終了いたしました。いつもいつもたくさんの方々(70席は満席)に来ていただきうれしい限りです。

昨日(1月12日)行われたバイオカフェの主催者の方々(NPO法人くらしとバイオプラザ21)もいらしていて、カフェ同志の交流もいいなって思いました。

今日のテーマだった「地震・津波」について。。。
地震の縦波を縦に振動することだと勘違いしていたのは、ハーイ!ワタシです。でも勘違いしている人って少なくないのでは?

プレートのぶつかりは海溝にしかないと思っていたのも、ハーイ!ワタシです。陸でもプレートがぶつかっているところがあり、のめり込まずに盛り上がったのがヒマラヤなんですね。

津波は大きさによって速度が違うなんて知らなかったのも、ハーイ、ワタシです。早いものだとジェット機に匹敵する早さだそうです。

みなさん、地震が起きた時、海の側にいたら、潮が引こうが引くまいが、高台に逃げましょう。潮が引かなくても起きる津波はあるとのこと。

そして、「あっ来た!」と思ったときはもう遅いとか。大きな津波は100m10秒で走れても追いつかれることになります。早めにがんばって逃げましょう。そしてまだ来ないからと言って貴重品を取りに帰ったりしてはいけません。瞬間的に津波は来るので、とにかく高台で安全宣言をじっと待ちましょう。

地震・津波から最終的に身を守るのはやはり正しい知識だと思います。もちろん最近特に問題になっている耐震構造、メディアによる地震速報は必要ですが、地震が起きたときに耐震構造の建物にいるとも限りませんし、テレビやラジオが聞けるところにいるとも限りません。
地震が起きたとき、どのように行動することがいいのか、日頃のシュミレーション(ひとりひとりの避難訓練)が防災になるんでしょうね。

予告*1月13日はサイエンスカフェ札幌です

1月13日は第4回サイエンスカフェ札幌です。
テーマは「もしものときの科学:地震津波防災について」です。

今回司会のCoSTEP特任教授・隈本先生は、昨年までNHKで報道に携わっていらっしゃいました。ワタシは、昨年9月のCoSTEPの説明会の時に、隈本先生の阪神淡路大震災報道のお話を聞いて以来、「メディアの伝え方、見方、信じ方、疑い方」を考えるようになりました。

CoSTEPに入ってからも、隈本先生の講義&演習を通して、「実は、、、」という現場の話は、いかに視聴者には伝わっていない(伝えていない)ものなのだと、つくづく思い知らされました。

「本当のことを知るためにはただただ、メディアの垂れ流しを待っていてはいけない」のだとも叩き込まれたように思います。そして、市民にとって正確で有効な情報を知ってもらうために、科学技術コミュニケーターはどうすればいいのか、熱く語ってくださっています。

その隈本先生がNHK時代にメディアの枠を超えて勉強会までされていた、「地震・津波防災」が今回テーマです。実際にCoSTEPで聞いた「地震予知」の話は目からウロコでした。

以下、告知です。


■第4回となる1月は、「地震と津波」がテーマ
1月のサイエンス・カフェ札幌では、北海道大学 地震火山研究観測センターの2名の研究者、笠原稔さんと谷岡勇市郎さんをゲストに迎え地震と津波について、お話をうかがいます。司会は、元NHK記者で阪神淡路大震災など豊富な災害取材の経験を持つ、北海道大学 科学技術コミュニケーター養成ユニット特任教授の隈本邦彦が行います。

日時:2006年1月13日(金)午後6時~7時30分
   (開場は午後5時30分)
場所:紀伊國屋書店札幌本店 1階インナーガーデン
   (札幌市中央区北5条西5-7)
定員:約100人
(会場の都合により座席は約70人分となります。ご了承ください)
参加費:無料(申し込み不要です。当日直接会場へお越しください)
 ※コーヒー等の飲み物は、会場内のコーヒーショップでお買い求めいただけます。

札幌で地震は起きないのか?地震情報はどう読む?地震予知の研究はどうなっているのか?わたしの家の耐震性は大丈夫?小さい津波は怖くない?など、地震と津波に関する素朴な疑問から最先端の研究成果まで、ゲストといっしょに語り合いましょう。

■ゲストのプロフィール
笠原 稔さん
(北海道大学大学院理学研究科教授/地震火山研究観測センター長)
現在は、北海道周辺での地殻活動の評価、GPSによるアフリカ・ケニア大地溝帯の計測、極東ロシア地域での地震・GPS観測網の構築など世界各地の研究を続けている。地震予知連絡会委員、地震調査委員会委員をつとめる。

谷岡 勇市郎さん
(北海道大学 地震火山研究観測センター助教授)
地震計で記録された地震波形や検潮所などで記録された津波波形から大地震及び大津波の研究に従事している。1993年北海道南西沖地震・津波、2003年十勝沖地震・津波、2004年スマトラ巨大地震・津波の現地調査に参加。

ノロウイルスのご紹介

 ノロウイルスって知ってますか?ニュースで一度は聞いたことがあるのでは?集団感染するとよくニュースになっています。
 この名前は実は近年命名されたのですが、それまでは「小型球形ウイルス」と言われていたそうです。命名というのは不思議なもので、「ノロウイルス」という方が印象に残るんですね。「小型球形ウイルス」の方が歴史的に長く使われていたにも関わらず印象が薄いです。

 ノロウイルスって聞いた時、ワタシは「のろい・ウイルス」のイメージがあって、どうもおちゃめな印象が頭に浮かんでいました。ですが、演習の先生は「呪う・(ウ)イルス」のイメージがあったようで、その印象の差が文章に表れるというのが興味深かったです。

 せっかくライティング演習でノロウイルスのことを調べたし、季節がら流行る時期なので、予防のためにもエントリーとして載せますね。一応中学三年生を読者対象という想定で書きました。ひとつのストーリーにはなってませんが、「そうなんだ」ぐらいの印象で読んでいただけたら幸いです。


ノロウイルス


 ノロウイルスによる集団感染は秋から春にかけて多く、じめじめした梅雨から夏にかけては減ります。夏場は逆に細菌による集団食中毒が増えます。

 ノロウイルスは名前の通りウイルスです。初めて見つかったのは、1968年にアメリカオハイオ州ノーウォークという町の小学校で集団発生した急性胃腸炎患者の糞便から見つかりました。発見された土地の名前をつけて「ノーウォークウイルス」と呼ばれました。

 電子顕微鏡で観察した時の形から、日本では「小型球形ウイルス」とも呼んでいましたが、後に2種類あることがわかり、一方が「ノロウイルス」(ノーウォークを略して)、もう一方は「サポウイルス」(実はサッポロでみつかったためその略)と、2002年に国際ウイルス学会によって正式に名前が付きました。

 このウイルスに汚染されたものを口にすると、胃酸で分解されることなく、小腸に行き、そこで爆発的に増殖します。そのため、急性胃腸炎を起こし、下痢、おう吐、発熱などの症状がでます。通常は2~3日で回復しますが、小さいこどもや高齢者、体が弱っている人が感染すると下痢による脱水症状から重症になり、死に至る場合があります。

 よく聞く「おなかの風邪」というのはこのノロウイルスによるものではないかと言われています。はっきり言えないのは、ノロウイルスによる急性胃腸炎の症状に似ていても、ノロウイルスを見つけるための検査が難しいためです。(ところが最近、この検査方法が簡単になったそうです。演習で他の方の文章からわかりました)

 ノロウイルスは生もの、特に貝類を生で食べて感染します。直接食べなくても、汚染された貝類を調理した手、まな板、包丁などを使って作った食物などでも感染します。このような汚染された食品による感染は、飲食店、ホテル、旅館、家庭が大部分ですが、給食の調理で集団感染する場合もあります。

 また、ノロウイルスの感染者の看病をしていて、吐いた物、排泄物から直接人に感染する場合もあります。ノロウイルスの感染者からは、症状が消えた後も3~4日、長い場合は1~2週間程、便にウイルスが排出されるので、1人でも感染者が出ると集団感染に広がることが多いのです。このように人から人への経路での感染は、学校、保育園、幼稚園、福祉・養護・介護施設で多く見られます。 

 感染者の排泄物が下水に流れ、下水処理をかいくぐり海に流れ、海の牡蠣などの貝類で凝縮され、それを食することで人に感染するというサイクルのため、ノロウイルスを根絶することは難しいようです。

 ですので、感染の予防には「加熱調理」、「調理、介護、保育の衛生(手洗い、調理器具の消毒など)」が重要です。加熱は60度ではまだウイルスは生きていることがあり、85度以上で少なくとも1分間以上の加熱が必要です。また、手洗いは石鹸でしっかり洗うこと、そして、洗ったあと共同で使用しているタオルで拭かないこと、消毒されていないトイレの取っ手に手を触れないことなど細心の注意が必要です。

 また、感染者の糞便、おう吐物が乾燥してウイルスが空中に漂うこともあるため、使い捨てのマスクや手袋を着用して、速やかに処理することが予防になります。また、感染者とトイレ、風呂を共同で使うことも危険ですので、共同場所の衛生には工夫が必要です。 (おむつの取り扱いも要注意です)

 治療薬はなく、下痢がひどい場合は水分をとるための点滴をする場合があります。下痢止めの薬は、ウイルスを体内にとどめるので用いるべきではないという専門家もいますが、正しいかは不明です。

▼ 詳細はこちら

ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

国立感染症研究所感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/286/inx286-j.html

♪宿題(雪)が降る~♪終わり(あなた)は来ない~♪

札幌はここ2連日大雪です。秋田県、長野県はたいへんそうだなぁなんて他人事のように言っていたのはつい3日前のことです。
北大の中もメインストリートはほぼ一車線になってしまい、そこに歩道を無くした歩行者、すべりながらも根性の自転車、そして車がのろのろと動いていました。

そして、この大雪のように、ワタシの宿題、修行も降り積もっております。肝心の能力は積もっているのか?解けちゃっているのか?あれ?

金曜日(一昨日)1月6日
2月のサイセンスカフェ札幌のチラシ案がひとまず通りほっとしたのもつかの間、1月以降のサイエンスカフェ札幌準備始動。

土曜日(昨日)1月7日
「科学技術政策とメディア」と題して、骨髄バンクの改革をされ、現在医療を軸に「行政、医療当事者、患者、メディア」の4者の立場をコミュニケートをされている方(埴岡健一さん:日経メディカル編集委員、東京大学特任助教授)の講義でした。

生半可じゃないコミュニケーターの活動ぶりに、「埴岡さんのように○○コミュニケーターなんて同じような名前を、足元にも及ばないワタシは使えないですぅ。頭が高いので、下がりまーーーす。。」と思っちゃいました。

で、そのレポートのお題は「変革したい科学技術のアクションプランとそのキックオフ用ポスターの作成」(あさってまで)です。ひょえ~。。。

ひとつ終わってもひとつ宿題が増えました。ガクッ。。。

その夜中は、日曜日(今日)提出の「ノロウイルス」のレポート(1500文字)を書きました。おかげさまで「ノロウイルス」はくわしくなっちゃいましたが、ライティングの目的(ストーリーにする)は達成できなかったですぅ。

日曜日(今日)1月8日
で、レポートがやっとこさ書き終わって、出席した今日の講義は「ごみ減量問題」でした。レポートのお題は「家庭のごみ減量案」(こちらもあさってまで)です。ありきたりなことしか思い浮かびません。えーーん。。。

さらに2限目のライティング演習で「ノロウイルス」レポート提出と同時に、本『買ってはいけない』と『買ってはいけないを買ってはいけない』の書評ライティングの宿題(18日まで)が出ました。むむむ。むずかしそう。。。

今日はひとつ終わってふたつ宿題が増えました。 こうなったら好きなようにしてくれぇ~(開き直りモード)

どのお題も面白かったりするのですが、楽しんでいる余裕はなく、結局、どれも締め切り前日の夜、もしくは当日に「やっつけ仕事」になっていて、自分の力不足感、不達成感ばかりが積もっていくのでございます。はぁ~。。。

今後
サイエンスカフェ札幌の1月、2月、3月の準備もなぁ。。。 (これに一番力入れたい。。)

CoSTEPのお付き合いから始まった企画や修了後の企画などなど、、、
北大学祭企画(6月) 、雪氷楽会(1月14日)、院内授業の紙芝居プロジェクト、、他にも企画は聞こえてきていて、、どれもやりたーーい! まだまだ実践修行しなくちゃって思うのですよ。

手を広げればそれだけ「人、機会、研究」との出会いもあって、、、おかげさまで、今日のとどめに、紙芝居プロジェクトの延長で、低温科学研究所の氷河研究を知ることができ、極地体験もさせていただきました。 (K森さんありがとう、めっちゃ面白かったです。)

低温研と言えば、雪の研究の中谷宇吉郎先生だよなと思っていたら、ちゃんと低温研のゼミ室に先生の本がありました。ちなみにワタシの祖父(耳鼻科)は中谷宇吉郎先生と低温状態での耳鼻について共同研究したことがあると父から聞きました。へぇ~×20回。

とりあえず明日1月9日
そうは言っても、友人との新年会ははずしません!積もった雪と宿題をかき(書き)分け、飲みに行くんだもん。ひとまず宿題のこと、忘れようっと。(あさって痛い目に会うけど)

というわけで、息子殿!
3連休、出歩くかパソコンの前にいるかしかしてない母を許してね!

大自然スペシャル

本日のNHK大自然スペシャル「サバンナの動物を支えるイチジクの木の物語」見ちゃいました。
息子と感嘆の声をあげつつ、「どうして?なんで?どうなっているの?」と言いながら、自然の不思議に見入ってしまいました。もうひとつびっくりしたのは、それらを2年かけてカメラに収めたイギリス人夫妻の技術とセンスです。

イギリスBBC放送のアッテンブロー(自然ドキュメントの大御所)系統の方ではないかと推測するのですが、違うかな?

1本のイチジクの木はイチジクコバチという小さなハチと共に生きているというのが番組の大筋となっていました。で、そこに線虫、寄生コバチ、蟻、ハチ、せみ、トカゲ、蛇、鳥、蝶、サル、キリン、ぞう、魚、ワニ、こうもり、ヒトと100種類以上の生き物が連係して生きていることが、たった1本のイチジク木を中心に見えてくるというわけです。

「卵が先かにわとりが先か」の問いのごとく、イチジクが進化したのか、イチジクコバチが進化したのか、どっちも申し合わせたように進化し、そして連係の生き物たちもまた申し合わせたように進化したように見えちゃうんですよね。

子孫を残すという点では、どの生き物も一本の筋が通っているのだけど、それにしても「生きる知恵」があるとかいうレベルではないですよ。考えて行動しているのではなく、プログラムされていることを実行しているだけのように見えちゃう。

イチジクはイチジクコバチの子宮の役割になっていて、イチジクコバチはイチジクにとって精子の役割なのです。で、その子宮(イチジクの実)の中で、イチジクコバチのメスとオスが生まれ、メスが生まれる前にオスは卵の中にまだいるメスに交尾しちゃうんです。で、オスはメスが外に飛び立てるようにイチジクの実の殻をやぶってやり、数時間の一生を終えるんですよ。

入れ子のように生物の中で生物が生まれ、またその生物に寄生するものがいる。まるで曼荼羅のようでした。

冬休みの宿題が終わらなーい

相変わらず、ありとあらゆる修行をさせていただいております。

今は、2月の「サイエンスカフェ札幌」のチラシをイラストレーターで作っています。
終わらないと眠れません。だって、明日が締め切りですもん。

さぼっているつもりはないんですけど、とってものろいんだと思うんです。それにしても、こんなに宿題溜めてる状態って、生まれてこの方初めての経験かもしれません。これをどう乗り切るのか、今後の自分の展開が楽しみです。さぁ、どこでねをあげるでしょうか。乞うご期待!眠い~onz

*CoSTEPの受講生の中には修士論文を書きながら受講している方がいて、頭が下がります。がんばってくださいね。

今年も血糖値と乳酸との戦いかなぁ

見てしまいました。箱根駅伝。

東海大が優勝候補なんていう前評判が出るもんだから、8時から見ちゃったじゃないですか。1区見ただけで、ダメそうだからもう一回寝ようかななんて白状な考えを起こしていたら、あれよあれよと2区の山梨学院のモグスの12人抜き、3区の東海大の佐藤悠基の11人抜き区間新記録を見ちゃいました。しかし、東海大も彼だけではやはり勝てないよね。

腹ペコチビたちも起きてきて、「サトウユウキ!がんばれ!」と4歳児も叫びながら、部屋の中を駅伝してました。ノリヤスイ性格は誰に似た?

おせちと雑煮で家族の血糖値をあげさせながら、結局5区の順天堂の今井正人の往路ゴールを見てしまいました。2位の駒大はやはり強い。5連覇しちゃうかも。

見ていると、ワタシも、筋肉を使うと出る「疲れの素:乳酸」と戦えるカラダと精神力がほしい!!とか思っちゃうけど。。。もらおうっていう根性自体すでに間違ってますよね。

それにしてもマラソンとか駅伝とか、どうして見始めると見続けちゃうのかな。。。選手たち苦しいだろうになんて思いながら、絵的にもゲーム的にもそんなに面白いことないのに、見続けちゃうのって不思議です。

復路も見ちゃったら、もう三が日なんにもやってない自己嫌悪に陥るの目に見えてるだけどなぁ。。。

溜まる一方のDVDの録画。。。いつ見るんだか。。。。

積読(つんどく)状態の書籍たち。。。いつ読み終わるだか。。。

小学生の息子には「はやく冬休みの宿題やっちゃいなさい!」なんて言いながら、「ワタシもだよ!」とココロの中で突っ込み入れています。あと3日でできるのかな~。。。

正月2日間、まったく家から外に出ていないぐーたら者ですが、今年もよろしくお願いいたします。

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