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WEBサイトは使いよう(HPとブログ)

昨日は楽しみにしていた「ブログコミュニケーションの演習」でした。
お話を聞いたワタシのすごく素朴な発見から、、
話してくださったT内先生は、ブログがご専門(?)ではなく、生物がご専門だった。 (そうだったのかぁ~)
昨日まで、情報通信なんとか・・みたいな名前の学科の方で、講義ではブログやインターネットのお話を体系的にされたりなんかする方だったりして、、、と思っていたのです。ところが、最初に「生物が専門で、、」とおっしゃり、 「えっ!、先生もいちブロガー?」とわかった途端に、とても親近感が(一方的にですが)湧いてしまいました。

なんというか、いち研究者で、いちブロガー(雲上人ですが)の体験から、それ以上でもそれ以下でもないありのままのお話だったことが、とても心地よかったです。

あと、演習を受けるにあたり心配だったことがありました。この日を境に、打ち込んでいた(エントリーって言うですって)自分のブログが、「やるんじゃなかった!」になったらどうしようなんて心配してました。
ですが、実体験していたことは無駄でも後悔でもありませんでした。たった40日間ですが、ブログ体験をしたことで、先生に聞いてみたいこともあったし、お話を聞いて共感したり、「えっ?そうかな~」なんて疑問を持つことができたように思います。

さきほどテレビで「"Lasting regrets result from the things we fail to do, not those we do." (人間は、行動した後悔より、行動しなかった後悔の方が深く残る)」っていう行動経済学の方が出てくるコマーシャルを見て、共感を覚えた次第です。
http://www.daiwatv.jp/group/cm/profile01.html

さて、せっかくなので、先生のお話を元に、ブログ及びネットによる科学技術コミュニケーションをまじめに(ほんと?)考えてみることにしました。

「おい、おい、テーマが大きすぎるぞ!」

という突っ込みがありそうですが、ワタシ以上でもワタシ以下でもない話から始められるのもブログなのかと。とはいえ、一度には書けませんがね。以下はワタシのつぶやきです。

♪♪♪ HPとブログの使い分け ♪♪♪

お話を聞いて、ホームページは主役の積分値、ブログは主役の微分値を表現するとイメージした。
(こういった漠然とした認識もありってことで、お許しを)

先生の「研究の話はブログではしない。研究の方はHPにしている」という話を聞いて、HPとブログの特性が見えたように思う。

ブログだけを見ていると、単に「日記、記録」という役割しかないと思っていたが、毎日の自分をプロットしていき、自分(主役)の「時間変化」という「もうひとつ違う階層」も表現できると気がついた。

そんな「動的」なブログに対して、HPは「静的」で、蓄積によって生まれた「成果、結果」を発信することに適しているのではないか。言い方を換えれば、現時点での「状態」を表現するのにはHP、昨日とは違う「考え・変化」を表現するのにブログはむいている。例えば、会社の案内はHPでつくっても、ブログではつくらない。

するとブログで重要な要素は、「時間」となる。一方、HPの重要な要素は、見やすさ、調べやすさといった構造で、それは「空間」である。

さらにそれは入れ子のようになっていて、見る側にとってブログのエントリー(記事)ひとつとっても、時間系にほどいて読むという作業が主である。
そして、HPはページ一枚、一枚の空間的なつながりがわかっていることが前提である。ゆえに、全体の中での位置を確認しながら、ひとつひとつの記事を見たり読んだりすることが主な作業となる。

そういった特性を科学技術コミュニケーションのTPOに重ねて考えれば、自ずと活用の仕方も見えてくるのではないだろうか。研究者のアウトリーチについても、その研究内容や目的、対象によって、HPとブログのどちらでも選択できると思うし、両方絡めるという方法もあるのではないか。アウトリーチにかける時間と研究とのバランスもあるとは思うが。

両方を絡めていてすごいなぁと思っているサイト
生命誌研究館

http://www.brh.co.jp/experience/index.html
(↑出張生命誌展示の貸し出しなどもユニークなアウトリーチだと思う。館長の中村桂子さんはワタシのあこがれの女性)

他にもHP、ブログそれぞれの特性があり、それらも考慮すれば、(科学技術)コミュニケーションツールとしてどちらも活かせるように思う。

ホームページ ブログ
一方向型 双方向型
技術が伴う 簡単に作成できる
更新は長期的でもいい 更新は短期的でないと意味がない
サイトのリンクは管理者の判断 トラックバック(リンク)は読者の判断
「へぇ~」とか「あー面白かった」と言って終わる月刊誌っぽい 進展にワクワク、ドキドキする週刊ジャンプっぽい
見せる技があった方がいい 読ませる技があった方がいい


ちなみに、ブログが双方向型だからコミュニケーションできるという認識も、ちょっと短絡した刷り込みのような気がしている。主役自身のコミュニケーションへの思いが無ければシステムがそうであってもコミュニケーションには活かせないのでは?

そしてワタシ自身は、インターネットにコミュニケーションをゆだねてしまうのがちょっと悔しくて、サイエンスカフェを流行らせたかったりしているわけで、、、

こんなつぶやきをしているのが恥ずかしくなってきたので、これにて、、、、またおいおい書いてみようと思っています。

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コメント

こんにちは。

T先生の講義からのブログとHPのお話、大変面白く読ませていただきました。

特に時間系(微分値)がブログで空間系(積分値)がHPという指摘は私にとって示唆に富む分解でした。

ことばも時間系と空間系に分解できることを思うと、
インターネットの世界が、空間系と時間系の両者をバランスよく持てることは、これからのインターネットのさらなる展開を予想することができます。

いろいろと発想を刺激してくれるブログでした。
次回を楽しみにしています。

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