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事件現場コミュニケーター?

日曜日の昼下がり、息子の学芸会から帰ってみると、
なにやら、家の前が濡れている。
近くに寄ってみると、それは川になっている。
誰か洗車して水出しっぱなし?

いやそんなんじゃない!
りっぱな川になっている。

いやーーーーな予感、、、、、げっ、的中!
となりの敷地内で、温泉が噴出すがごとく水がボコボコと地面を盛り上げている。


なぬぅううううう!!!!

そして、その水が、まさに今、うちのビルをぐるりと取り囲みはじめているではないか。

ぎょえーーーーー!

ど、ど、ど、、、、、、どうしよう!!

うちの隣は、札幌市交通局(地下鉄)の変電所です。
そして、同様の事件が30年程前の大晦日にあったのです。
初詣から帰ると、なにやら家の前の雪が
流氷が流れるがごとく動いている。
その源をたどるとどうも変電所の敷地から
何かが出ている。
時は大晦日。警察、消防は動いてくれたけど、
水道局がつかまらず、とうとう水が変電所を浸水。
その水が地下鉄にまで流れ込み、
なんと札幌市の地下鉄を止めてしまったのです。

だから、また今日も地下鉄を止めてしまったら、
日曜日の買い物帰りの家族連れや、
今からデートに向かっている若者に
多大なる迷惑なことになる。

緊急事態だよね。そうだよね。

まず、警察に電話。
住所、名前、電話番号、、、とどうも警察の聞きたい順序があるらしく、
用件を先に言おうものなら、「おちついてください」を連呼された。
「とにかく来てくださいね」と言って電話を切る。
電話したものの、ひとりで、大河の前に立ちすくんでいると、
どうもこの非常事態が警察に伝わっているように思えなかった。

早く!おまわりさん来てぇ~と、うちの1階をうろうろしていると、さらにこわーーーい状況が目に入ってきた。

うちのビルの中に浸水がはじまっている。
ぎょぎょぎょえーーー!!!

庭に向いているドア2つから水が入りだしている。
だれか土嚢で止めて!と言っても、
家族だれも帰ってきてないし、、
おまわりさんが2人くるくらいじゃ絶対らちがあかないだろう。

消防に電話。
すると「水道管の破裂ですか~、、だったら水道局の緊急対応の電話番号教えますねぇ」なんて、のーーんきなこと言われたので、「地下鉄止まりますよ。」と脅したら、めちゃくちゃ早く来てくれました。

そこに夫と息子が帰宅。長靴に履き替え、土嚢運び。
おじいちゃんも帰宅。「またぁ?」とのんきな反応。

さらに104で札幌市交通局でつながる番号を聞く。
電話すると受付のお姉さん風の声。
用件言ってもピンと来てないみたいなので、「早くしないと地下鉄止まっちゃうよって上の人に伝えて!」と言って電話を切る。地下鉄も心配だけど、うちのビルだって超心配なんですよ~、、、

パトカー2台、通りの西と東を封鎖。
消防車3台到着。見物人もちらほら。
「うちのビルを救ってぇ~!!」とお願いして、
土嚢で入り口をふさぎ、大河の流れを道路側に集中してもらった。

交通局の方もどやどやと、U○bのカメラクルーも、、(N○Kは来ないなぁ。)

ところが肝心の水道局が来ない!

051113_14141 15人ぐらいの大人が見守る中、水が止められない。











さて、この非常事態の中、ふと、CoSTEPのK本先生のニュース記事制作の演習を思い出す。
この事件をテレビニュース記事にするなら、、、と頭をよぎりだす。

キャスター(A)と現場中継(B)の2人構成か?
第一発見者(C)のインタビューもありか?
リードは何だろう?

A:今入ってきたニュースです。札幌市交通局変電所敷地から大量の水が流れ出している模様です。
現場とつながっています。現場の○○さーん。

B:はい、こちら現場です。ごらんの通り、変電所敷地内の土を割って、水が噴出しています。
そして、隣のビルを取り囲むように流れています。相当の水の量です。
となりのビルの住人の方です。
ビルの中はだいじょうぶですか?

C:いえ、浸水が始まっています。消防が土嚢で止めてくれましたが、まだ漏れて入ってきます。
早く元をとめてほしいです。

A:現場の○○さん、原因はなんですか。

B:噴出している水がきれいなことや量からいって、水道管の破裂ではないかとの見方が強いです。
消防、警察は来ていますが、水道局が来ないと元を止めることができないそうです。
・・・・・・・

これって職業病?ジャーナリスト症候群?でもまだ職業じゃないから、受講病??

第一発見から1時間半後、やっと水道屋さん(水道局の下請けさんでした)が水道図を持って登場。
水をかき分け、水栓を閉めて、水は止まった。
噴出し口は1メートル四方に渡って陥没。
水が引くのを待って、うちのビルの周りを見てみると、なんと、建物側面の地面のあちこちに陥没が。
「どうしてくれんのよ!」とこちらが言う前に、交通局の方が、うちのビルの清掃やら、今後の対応やらを切り出してくれた。

期待いたしましょう。

そんなわけで、日曜日の午後は水に流れて しまったのでした。
うちは散々だったけど、地下鉄、止まらなくてよかった。

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コメント

中継コメントよくできました。さすが私たちの受講生!!!

先生のご教授の賜物です。
それにしてもこれが放射能だったらJCOになっていたわけで、水道管の臨界事故でよかった(?)です。

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